ジムで効果的に楽しく取り組むためには、なにを持っていけばいいのか確認してみましょう。
取り組むトレーニングの目的によって必要になる持ち物はそれぞれ変わりますよね。
しかし、そもそもどういった持ち物があり自分には何が必要なのか、わからない方も多いかもしれません。
実は、用意する持ち物によって筋トレ効果や安全性、快適性が大きく左右されことはご存じでしょうか?
そこで今回は、男女ともにジムに持っていきたい持ち物と、一般的なものから上級者向けのものまでを解説します。
ジムに持っていきたい持ち物(一般向け男女共通)
ジムに持っていきたい持ち物①スポーツウェア(トレーニングウェア)
ジムでのトレーニングは当然、体を動かすので汗をかきます。
そのため、スポーツ用のトレーニングウェアは必需品。
人によっては、スウェットやパーカーといった日常生活で着る服装で取り組まれる方もいらっしゃいます。
しかし効果的なトレーニングを行う上で、動きやすいスポーツウェアは必須です。
スポーツウェア選び方【フィット感・サイズ】
スポーツウェアを選ぶ最初のポイントは、体にフィットするサイズ感です。
スポーツ用でない服装(スウェット・パーカーなど)は、ぴったり体にフィットしいない製品が多いのですね。
楽かもしれませんが、トレーニングには不向きな服装です。
トレーニング中の動作で上着やパンツが下がったり、動きの邪魔になったりで、集中できなくなってしまうことも考えられます。
また、体にフィットしていない服装だとマシンや器具に服が巻き込まれる恐れもあるでしょう。
怪我のリスクは筋トレで最も避けたいものです。
スポーツウェアは伸縮性に優れた素材で作られている製品が多く、ピッタリとフィット。
ジムでのトレーニングをするなら必ず用意しましょう。
スポーツウェア選び方【通気性・速乾性】
2つ目のポイントは通気性と速乾性です。
スポーツウェアに使用される素材は通気性・速乾性に優れているものが多いもの。
汗の臭いを防いでくれたり、汗を素早く吸収して乾きやすくしてくれたりします。
スポーツ用ではないスウェットやパーカーなどは、汗シミが目立つうえ、乾きづらく服自体が汗を溜めこんで重くなります。
結果的にトレーニングの質に影響するため、スポーツウェアを選ぶことが大切。
素材にもこだわってみることをおすすめします。
スポーツウェア選び方【ファッション性】
普段私服で着用しているお洒落な服装では、当然ジムでトレーニングなんてできません。
でもスポーツウェアは持っていないしわざわざ買うのは面倒だから、楽な普段着で筋トレしよう、なんて方が少なくないようです。
しかし、実は効果的にジムでのトレーニングを行うためには「お洒落さ・ファッション性」が意外と大切です。
お洒落で着たいと思えるウェアがあれば、ジムへ行く動機付け・モチベーションにもなりますし、ジムでのトレーニングの時間も楽しく過ごせます。
最近のスポーツウェアはファッション性に優れている製品が多く、私服として利用できるレベルのものも多くありますよ。
ぜひお洒落なスポーツウェアで筋トレのモチベーションをアップしましょう。
ジムに持っていきたい持ち物②スポーツシューズ(トレーニングシューズ)
スポーツウェアと並んで重要なグッズが、ジムで履く靴、スポーツシューズ(トレーニングシューズ)です。
トレーニングの目的に合った最適なシューズを利用しなければ、思ったようなトレーニング効果を実感できないだけでなく、怪我のリスクも高まります。
有酸素系トレーニング【ランニングシューズ】
ランニングマシンやクロストレーナーなどの有酸素系トレーニングであれば「ランニングシューズ」がおすすめ。
アウトソールにクッション性のある分厚い衝撃吸収材が使用されているため、有酸素運動に適しています。
足首や膝などの下半身の関節への負担を軽減し、関節にやさしくトレーニングに取り組めるのが特徴です。
ジムで有酸素トレーニングに取り組む目的であれば、ランニングシューズを利用しましょう。
ウェイトトレーニング【底の薄いシューズ】
重量あるウェイトを扱うウェイトトレーニングや、筋トレマシンを利用する場合は底の薄いシューズがおすすめ。
底の薄いシューズはアウトソールに衝撃吸収材が入っていない靴、すなわちクッション性のないシューズです。
基本的には底が薄いシューズならOKですが、ウェイトトレーニング専用の「リフティングシューズ」もおすすめですよ。
クッション性のあるシューズでは重いウェイトを扱うさいにソールが沈み込んでしまい、アンバランスになる恐れがあります。
不安定な足元でウェイトトレーニングを行うと、本来のパフォーマンスを発揮できません。
それだけでなく関節への負担も増すため、怪我のリスクが高まってしまいます。
ジムに持っていきたい持ち物③靴下
スポーツシューズを履いてジムでトレーニングを行うなら、当然靴下を用意しますよね。
素足のままシューズを履くと、足裏の皮膚が痛くなったり、足裏の汗が靴に染みこんで臭いの原因にもなったりします。
また、靴下は他人の目に触れないからと多少汚れていても履いてしまう方は、ジムトレで恥ずかしい思いをするかもしれません。
それは、トレーニング前後のストレッチでは靴を脱いで利用しなければいけないから。
左右違う靴下を履いたり、穴の開いた靴下だったりすると恥ずかしい思いをするかもしれません。
注意してくださいね。
ジムに持っていきたい持ち物④シェイカーボトル
シェイカーボトルは、各種サプリメントやプロテインをシェイク(振る)だけで簡単に混ぜ合わせられるもの。
もちろん、水筒代わりにもなります。
シェイカーボトルを利用すれば、プロテインを混ぜるなどが簡単にできます。
1つ持っておけば便利ですよ。
おすすめ【ブレンダーボトル】
シェイカーボトルでは粉末状のサプリメントを利用した場合にうまく混ざらず、ダマになって飲みづらくなることがあります。
もしダマになるなど飲みづらさを感じる場合は「ブレンダーボトル」を検討してみましょう。
ブレンダーボトルにはものを混ぜる専用のブレンダーボールが入っているため、シェイクすれば完全に混ぜ合わせてくれます。
水筒でもOK
水分補給の場合は水筒でももちろんOK。
種類によっては大容量の製品もあるため、シェイカーボトルよりも多くの水分を持ち運びできるのがメリットです。
また水筒には保温保冷機能があるため、長時間のトレーニングや気温の高い日でも美味しく摂取できますね。
中身はスポーツドリンクがおすすめ
ジムでのトレーニングでは、大量の汗をかくため体の中の水分がどんどんなくなっていきます。
脱水症状やパフォーマンスの低下を抑制するためにも、水だけでなくスポーツドリンクも一緒に持っておきましょう。
スポーツドリンクに含まれる糖分・電解質は脱水症状の予防・肉体のパフィーマンス維持・肉体疲労軽減において重要です。
糖分は体を動かすためのエネルギーとなり、電解質は筋肉への疲労蓄積を抑制する効果が期待できます。
また、トレーニング中は筋肉が分解されやすい体内環境「カタボリック」状態になりやすいもの。
糖分を含むスポーツドリンクを飲めば、カタボリック状態を防げます。
スポーツドリンクはトレーニング中の肉体にとって嬉しい効果がたくさんあるため、忘れずに持つようにしましょう。
ジムに持っていきたい持ち物⑤タオル
ジムでのトレーニングでは基本的に汗をたくさんかきます。
空調温度にもよりますが、基本的に室内であるため空気もこもりやすいのですね。
しかし使いたいマシンや器具や設備に他人の汗がベットリとついていたら、使うのをためらってしまうでしょう。
自分の汗も同じこと。
トレーニング中に汗が床や隣のマシンに飛び散ってしまうと、気になって集中できなくなり、トレーニングの質に影響します。
また、トレーニング中に汗が目に入ってしみたり、汗で指が滑ってウエイトを落とすなど、怪我をする恐れもあるでしょう。
そのため、タオルは必需品です。
汗が出てきたらこまめに拭き取り、快適にトレーニングに取り組めるようにしてくださいね。
バスタオルもおすすめ
シャワーやサウナなどを利用する場合にはもちろん必要ですね。
しかしそれとは別に、トレーニングベンチやマシンの背もたれなどに掛けて利用するのもおすすめです。
特に他の人が利用した器具に自分の肌を当てるのが苦手な方は、マシンのシートやベンチにバスタオルを利用しましょう。
ジムに持っていきたい持ち物⑥音楽を聴くための機器
ジムでのトレーニングで意外と重要なことが、トレーニング中に好きな音楽を聴くということ。
自分の好きな音楽を聴くことで、トレーニングへのモチベ―ションを高められるうえ、楽しみながら取り組めます。
スマホや音楽プレーヤーに好きな音楽を入れておいて、楽しみながらトレーニングをしましょう。
Bluetoothイヤホン・ヘッドホンがおすすめ
ジムで音楽を聴きながらトレーニングに取り組むためには当然、イヤホンやヘッドホンが必要になります。
その中でも特におすすめなのがBluetoothでつなげるイヤホン・ヘッドホンです。
音源とイヤホンをコードで繋げる必要がないため、トレーニングの動作を邪魔しません。
また、ウェアによってはポケットがない製品もあるため、スマホをバッグの中に入れたままでも快適に音楽を楽しめます。
ジムに持っていきたい持ち物⑦着替え
当たり前かもしれませんが、ジムでのトレーニング後の着替えも大切な持ち物の一つ。
トレーニングにより汗をたくさんかいた服装のまま外にでれば、体が冷えて体調を崩してしまう恐れがあります。
また、ジムでのトレーニングの後に電車を利用する場合、汗をかいたままの服装では周りの人の目が気になるでしょう。
周囲の人のことも考え、着替えは必ず持参しましょう。
ジムに持っていきたい持ち物⑧帽子・ヘッドバンド
ジムでのトレーニングをより快適にするためにも、バッグの中に帽子やヘッドバンドを入れておくのもおすすめです。
帽子やヘッドバンドは頭や額の汗を吸収してくれたり、トレーニング中に髪の毛が気にならないように押さえられたりします。
髪の毛が長い方の場合、トレーニング器具に髪の毛が引っかかってしまう恐れもあるため、帽子やヘッドバンドが必要です。
ジムに持っていきたい持ち物⑨トレーニンググローブ
バーベルなどのトレーニング器具を握るさいは、素手でも大丈夫ではありますが、トレーニンググローブの利用がおすすめ。
素手で直接握ると汗で滑りやすくなったり、手のひらが痛くなってしまったりすることがあります。
また、素手のままウェイトトレーニングを行うと、手のひらがマメだらけになることも。
そのため特に女性の場合は、トレーニンググローブは必須と言えます。
ジムに持っていきたい持ち物⑩ビニール袋(コンビニ袋・スーパー袋)
ジムに通う上で実は意外と重要なのが、スーパーやコンビニなどで手に入るビニール袋。
濡れたスポーツウェアヤタオルを入れて持ち帰るためですね。
汗でびっしょりのウェアを入れる袋を忘れてしまった日は最悪です。
バッグの中に直接入れて持ち帰ることになりカビや臭いの原因にもなり得ます。
また、布製の袋やトートバッグであれば汗が染みこんでしまい臭いやシミの原因にもなります。
着替えた後のことも忘れず、ビニール製の袋を一枚持っておけば安心です。
ジムに持っていきたい持ち物⑪ジムの会員証(ジムの鍵)
当たり前ですが、ジムの会員証を忘れないようにしましょう。
特に忘れてしまうと最悪なのが、最近流行りの24時間利用できるジムの「入館キー」です。
営業時間中にスタッフが常駐しているようなジムであれば、会員証を忘れたとしても相談ができます。
しかし24時間ジムでは、スタッフアワー(スタッフがいる時間)を過ぎた場合に鍵がないと、ジムに入ることすらできません。
ジムに持っていきたい持ち物⑫シャンプー・ボディソープ
ジムでのトレーニング後は、シャワーを浴びてすっきりしてから帰りたい、そんなトレーニーの方も多いでしょう。
そこで重要になるのが「シャンプー・ボディソープ」です。
ジムによっては完備されているところもありますが、24時間制のジムや小規模なジムではないことがほとんどです。
特に、ジムでのトレーニングの後に人と会う約束をしている場合には必須と言えます。
水だけでは匂いが気になる場合があります。
携帯用の持ち運びができるシャンプー・ボディソープセットをバッグの中に入れておくのがおすすめですよ。
ジムに持っていきたい持ち物(筋トレ中級者~上級者向け)
上では、一般向け兼用のジムのバッグ入れたい持ち物について解説しました。
ここからは、筋トレ中級者~上級者向けの持っていきたい持ち物について解説します。
筋トレ上級者向けの持ち物①トレーニングベルト
トレーニングベルトは、お腹・腰に巻き付けることで腹圧を高めて体幹を安定させ、腰の怪我予防やパフォーマンス向上を狙う器具。
ウェイトトレーニング全般において効果的です。
しかし特に、スクワットやデッドリフトで高重量のウェイトを利用する筋トレでは使って頂きたいアイテムとなります。
ベルトを巻き付け腹圧を高めることで体幹部の安定性が向上。
そのため、挙上する力が逃げずにより重い重量を扱えるようになりるからですね。
また腹圧が高まると「背骨を伸ばす」作用が生じるため腰周辺の怪我の予防に効果が期待できます。
筋トレ上級者向けの持ち物②リストストラップ
筋トレ種目の中でも「引く動作(プル系・ローイング系)」トレーニングにおすすめなのが「リストストラップ」です。
高重量のウェイトを素手で持ち上げるさい、先に前腕が疲れてしまうことがあるでしょう。
するとウェイトを持ち続けられなくなり、対象の部位を思うように鍛えられません。
こういった場合において、リストストラップが有効です。
リストラップの握力をサポートする効果により、握力や前腕の疲労に左右されることなく、効果的にトレーニングに取り組めます。
結果的に、引く動作に関与する背筋群などに対し、素手で取り組む場合よりもより高負荷な刺激で追い込めますよ。
パワーグリップもおすすめ!
パワーグリップは、リストストラップと同じ効果を持つ器具です。
しかし、バーに装着する手間がかからず簡単に取り外しできるのが嬉しいポイント。
リストストラップの場合、慣れないうちは使用に手間がかかってしまい、余分なインターバルが生じやすいデメリットがあります。
一方でパワーグリップは、バーに巻き付けるベロが太くて短いため、簡単に素早く着脱できるのですね。
次のセットにすぐ取り組めます。
ただし、200㎏を超えるような超重量を利用する方の場合は、パワーグリップよりもリストストラップがおすすめです。
パワーグリップは利用しやすい反面、リストストラップほど強度が高くありません。
自分の目的にあった器具を選ぶようにしましょう。
筋トレ上級者向けの持ち物③リストラップ
前述した「リストストラップ」と名前が似ているため、混同しやすいですが全く別物のトレーニング器具です。
リストラップは、手首に巻き付けることで手首を固定するギア。
筋トレ種目の中でも「プレス種目(押す動作)」を含む種目のさいに利用します。
たとえば高重量のバーベルベンチプレスで利用すると、手首への負担を軽減でき、かつ手首が安定するため挙上動作に集中できます。
バーベルを持つ手首が反りすぎてしまう「過伸展」を防ぎ、手首の怪我リスクを回避しながら取り組めるのですね。
特に100㎏以上のベンチプレスでトレーニングを取り組む方には必須のトレーニングギアでしょう。
筋トレ上級者向けの持ち物④コンプレッションウェア
コンプレッションウェア(着圧ウェア)とは、伸縮性に優れた素材を使用した服のこと。
着用したさいに体に圧力を掛けることで、さまざまなサポート効果が期待できる高機能ウェアです。
期待できるサポートは次の通り。
- 運動機能向上
- 関節動作のサポート
- 関節への負担軽減
- 血行促進
- 運動後の疲労回復促進
- 吸汗速乾性
高強度なトレーニング事の最適なスポーツウェアです。
筋トレ以外の各種スポーツ競技でも同様に効果的であるため、運動時のパフォーマンスをより高めたい筋トレ上級者におすすめです。
筋トレ上級者向けの持ち物⑤トレーニングチューブ(チューブバンド)
一般的にトレーニングチューブと言えば「宅トレ器具」として代表的かつ人気の器具。
しかし実は、トレーニングチューブはジムトレ器具としても優秀です。
高重量を扱うウェイトトレーニングの前のウォ―ミングアップやアクティベーションにチューブが利用できます。
またフリーウェイト器具にトレーニングチューブを装着すれば、追加負荷としても効果的です。
上級者だけでなく、幅広い目的に対応可能ですよ。
特に、フリーウェイト器具で行う筋トレで負荷が抜けやすい方は、チューブを装着してみてください。
そうすれば対象筋への負荷を抜けにくくできます。
トレーニングチューブは軽量でコンパクトであるため、ジムへ持っていくカバンの中に一つ入れておいても損はないでしょう。
STEADY(ステディ) トレーニングチューブ エクササイズバンド 強度別5本セット 収納ポーチ・日本語トレーニング動画付 ST103 [メーカー1年保証] ゴムバンド フィットネスチューブ
筋トレ上級者向けの持ち物⑥ディッピングベルト
ディッピングベルトは、腰に巻き付けてウェイトプレート・ダンベルといったウェイトを装着できる器具。
体に直接負荷を追加できます。
懸垂やディップスといった自重トレーニングで、自重だけでは負荷が足りない場合に使いましょう。
自重種目に負荷を追加できるため、より高強度に対象部位を鍛えられるのが特徴です。
筋トレ上級者向けの持ち物⑦フォームローラー
フォームローラーは、セルフケア器具です。
筋トレの前後に利用し、本来のパフォーマンスを引き出したり体の疲労の解消をしたりが期待できます。
筋トレをすると筋肉のハリやコリが生じます。
その結果である可動域の制限やつまりはパフォーマンスの低下に直結。
そして、筋肉や関節の柔軟性が低いと怪我の原因にもなります。
フォームローラーを使って筋膜リリースを行いましょう。
最大限パフォーマンスを発揮したトレーニングに取り組みたい方に特におすすめです。
フォームローラーは、さまざまな形状やサイズのものがあります。
自分の体に合ったものや目的にあった製品を選びましょう。
筋トレ上級者向けの持ち物⑧スマートウォッチ
スマートウォッチは心拍数・カロリー消費数・脂肪燃焼効率・タイマー機能といったトレーニング内容のチェックに便利。
筋トレ中や筋トレ後の総消費カロリー数や、心拍数を確認すすれば、毎回のトレーニングを具体的な数値で確認できます。
有酸素マシンにも利用できます。
HIIT(高強度インターバルトレーニング)などにタイマー機能を利用することで、より効率的に取り組むことも可能です。
他にもタバタ式トレーニング・クロスフィットトレーニングなど設定した時間内に激しく全身を動かす場合に便利ですよ。
筋トレ上級者向けの持ち物⑨筋トレ内容を記録するための道具
筋トレ効果をより高めるためにも、筋トレ内容を記録するための道具を持っておくことは非常に重要です。
筋トレ種目・回数・重量・セット数・インターバルの時間・その日のトレーニングの感想・気付きなどを記録しましょう。
毎回の筋トレ内容の進捗度合を客観的に確認することが大切です。
最も一般的なのは「ノートとペン」を利用して直接記録するやり方。
しかし最近ではトレーニングの記録用アプリも数多く存在するため、スマホを使えばより簡単に取り組めますよ。
筋トレ上級者向けの持ち物⑩チョーク(炭酸マグネシウム)
筋トレ界隈では「炭マグ」と呼ばれるチョーク(炭酸マグネシウム)もぜひ持っておきましょう。
チョークは高重量のウェイトを扱うトレーニングのパフォーマンスを高める場合におすすめです。
高重量のウェイトを素手で直接握る場合、汗や乾燥によってバーが滑りやすくなります。
結果的に握力が消耗し、トレーニングが思うように取り組めないことも。
そういった場合に、手のひらにチョークを付けて握りましょう。
グリップ力が強化され、バーの滑りを気にせず挙上動作に集中できます。
固形のチョークが一般的ですが、最近ではより持ち運びに優れた「液体チョーク」も販売されています。
自分に合った製品を選んでくださいね。
ちなみ、ジムによってチョークの使用が禁止されている場所もあるため、ルールを確認した上で利用することを心がけましょう。
筋トレ上級者向けの持ち物⑪サプリメント
トレーニング前・中・後といったタイミングで利用したいサプリメントも、もちろんバッグ入れておきましょう。
ここでは、ジムでのトレーニングに持っていきたいサプリメントについて解説します。
トレーニング前はプレワークアウトサプリメントがおすすめ
プレワークアウトサプリメントは、トレーニング前に摂取することでパフォーマンスを高める効果が期待できるサプリメント。
代表的な成分は「シトルリン・アルギニン・ベータアラニン・カフェイン」です。
持久力・筋出力・瞬発力・集中力の向上・基礎代謝の向上・疲労回復などのうれしい効果を期待できます。
トレーニング中はBCAAがおすすめ
BCAAとは、体内で生成できない必須アミノ酸(バリン・ロイシン・イソロイシン)のこと。
水に混ぜてトレーニング中に摂取するとパフォーマンス向上が期待できます。
トレーニング中に激しい疲労を感じたら、試してみてくださいね。
トレーニング後のプロテインも忘れずに!
筋トレ後の30~45分間は一般的に「ゴールデンタイム」とも呼ばれ、この間はタンパク質の吸収率が高い状態になります。
激しい筋トレで筋肉に傷がついているタイミングでプロテインを摂取し、栄養補給をしましょう。
また、トレーニング後は筋肉が分解されやすい体内環境「カタボリック」状態になりやすく、タンパク質を最も必要とするタイミングです。
筋トレをするだけでは、体は大きくなりません。
筋肉を作るタンパク質をしっかりと摂取し、効率よくボディメイクに取り組みましょう。
おわりに
今回は、ジムに持っていくべきアイテムについて解説しました。
ジムでのトレーニングの目的に合わせた最適な持ち物を選ぶことで、より効果的で効率的なトレーニングを心がけましょう。
ジムのバッグに入れるものが一つ変わるだけでも、ボディメイクライフがより一層楽しい時間に変わることでしょう。
ボディメイクを長く継続するための秘訣、それは楽しむことです。
“No pain No gain”
【関連記事】他にもある「ジム」に関する記事はこちら♪
AKI
最新記事 by AKI (全て見る)
- デッドリフトのバリエーション・種類を解説! それぞれの異なる効果で筋トレの幅を広げよう! - 2020年7月20日
- 【肩こりの改善・予防に効果的!】上背部(背中上部)の筋トレとストレッチ法で血行改善へ! - 2020年7月7日
- ランジトレーニングのバリエーションとランジストレッチ19種類の特徴と効果・やり方について解説! - 2020年6月20日