この記事ではジムに入会したら読んでほしい便利グッズと大切なマナーを紹介したいと思います。
言うまでもなくトレーニングジムは老若男女問わずたくさんの人が利用する施設です。
したがって誰もが気持ちよく利用できるようにしっかりマナーを守る必要があります。
初めてジムを利用する際にこれらのマナーを知らないままトレーニングを続けていると知らず知らずのうちに他人に迷惑を掛けている可能性もあるのでマナーは抑えておきましょう。
またジムには色々な設備があり、自由に使うことができますが自分でグッズを用意してからジムに行くとより便利に利用することができるので、この記事ではそんなジムで使える便利なグッズとマナーを紹介していきたいと思います。
ジムで守らなければならない大切なマナー
ジムで守らなければならない大切なマナー①まずは服装
それでは早速ジムで守るべきマナーを紹介していきましょう。
まずは服装についてですね。
ジム内は季節が変わっても快適に使えるように常に温度調節がされているため多くの人がTシャツや短パン、ジャージなど動きやすい薄手の服を着用しているかと思います。
しかしまれにジーンズなどでトレーニングをしている人がいますが、これはよくありません。
動きにくくてトレーニングの効率が落ちる上に汗をかくとマシンやベンチに色が移ってしまう可能性があるからです。
マシンに色が移ってしまうとその後の処理がとても大変なのでジーンズや特殊な塗料を使っている服は着用を控えた方がいいと言えるでしょう。
またジムではシューズが必須です。
これも服装と同じくトレーニングの効率に関わりますし、ダンベルなどを落としてしまったときもある程度足を保護してくれるからです。
ジムによってはシューズがないと利用ができないところもあるので必ずトレーニング用のシューズは一つ持っておきましょう。
ジムで守らなければならない大切なマナー②ウェイト・ピンは戻す
またバーベルを使う場合は重量に合わせてプレートを、マシンであればピンを挿して負荷を変えますが、自分が使い終わった後はウェイトやピンを全て元の位置に戻すこともマナーになります。
ダンベルやケトルベルも元の位置に戻しておきましょう。
プレートやピンをそのままにしておくと次に使う人に一つ手間を増やしてしまうことになるので他の利用者のためにも必ず守りたいマナーですね。
ジムによってデフォルトの重量が決まっている場合もあるので不安ならスタッフに確認してもいいでしょう。
各マシンの使い方は↓の記事もご参考下さい。
ジムで守らなければならない大切なマナー③汗は拭く
使い終わった後マシンやベンチについた汗を自分で拭き取るのも大切なマナーです。
トレーニングを行って汗をかくのは当たり前ですが、言うまでもなく汗をそのままにしておくと不快に思う人が多いですし、器具の劣化、異臭の発生などにもつながってしまいますのでタオルなどを持参し必ず拭き取るようにしましょう。
バスタオルのようなタオルを用意して、あらかじめベンチやマシンの背もたれに掛けてからトレーニングするのも有効ですね。
もし万全を期すなら小さめの除菌スプレーやシートを用意してもいいでしょう。
ジムで守らなければならない大切なマナー④スマホの扱い
日常生活においては完全に定着しているスマホですが、筋トレにも非常に便利ですよね。
トレーニングメニューや食事メニューを記録したり、有酸素運動中に動画を見たり、SNS投稿用の写真を撮影したり・・・とたくさんの用途でスマホを使います。
しかしジムでスマホを使う場合は周囲に配慮しなければなりません。
特に迷惑なのはトレーニング中なのかトレーニングが終わった後なのかは分かりませんがなぜかじっとベンチに座ったままスマホをいじっているパターンです。
トレーニングの記録を取っているのかもしれませんがトレーニング終了後は速やかにマシンを空けなければならないのでスマホをいじる際はマシンから離れて行いましょう。通話も基本的にはNGです。
また近年SNSではトレーニングの写真を共有するのが流行していますが、ジムによっては写真・動画撮影が禁止されているジムもあるので、入会するときにしっかり確認しておくことが大切です。
ジムで守らなければならない大切なマナー⑤大声を出さない
大声を出さないことも意識した方がいいでしょう。
ハンマー投げやウエイトリフティングを見れば分かる通り叫ぶように大声を出すとより力が入りやすいのは間違いない所ですが、ジムでそれをやると正直かなり迷惑になります。
より重量を上げて追い込んでいる状況でしたら多少声が漏れる程度は仕方ないですが、大声で叫ぶのはやめましょう。
またグループでジムを利用する場合、大きな声で会話するのもNGです。ジムでは集中している人も多いですからね。
ジムで守らなければならない大切なマナー⑥風邪の時は休む
体調が悪い時に筋トレを強行するかどうかは意見が分かれる所ですよね。多少具合が悪い程度でしたら日々のトレーニング強度を維持するために筋トレを休まない人もいます。
しかしジムで筋トレをする場合、具合が悪ければ大人しく休んだ方がいいと思います。
その人の体調が悪化する可能性があるというのはもちろんですが、その症状が風邪などウイルス性のものだった場合、周囲に移してしまう可能性があります。
特にジムはバーベルやマシンなどに身体が接する状況が多いので感染してしまうリスクが高まります。
冬場は要注意ですね。最近のインフルエンザは症状があまり出ないこともあるそうなので、少しでも具合が悪ければトレーニングを控え、回復に専念することをおすすめします。
ジムで守らなければならない大切なマナー⑦急に話しかけない
一つのジムで長くトレーニングしている場合、知り合いができることもありますよね。
トレーニング仲間との会話はとても有意義な時間なのですが、もし知り合いがいたとしても話しかけるタイミングは考えなければなりません。
言うまでもなくウエイトトレーニングは集中して行わないと危険なので挨拶するのであればトレーニングが終わったタイミングを見計らって声を掛けましょう。
ジムで守らなければならない大切なマナー⑧独占禁止
ラットプルマシンやスミスマシンなど人気のマシンはいつも人でいっぱいですよね。
そのためマシンやフリーウェイトエリアを使う時は基本的に一つのマシンにつき最大でも20分くらいのトレーニング時間に留めた方がいいでしょう。
またグループで補助し合いながら一つのマシンを使用し続けている場合もあります。
例えば20分かかるメニューを3人で行うと1時間は掛かる計算になりますよね。それは当然ですし悪いことではないのですが、グループで回しているところを見た人は「ああ・・・これしばらく空かないな・・・」とあきらめてしまうこともあるでしょう。
そのような状況が毎回続くとその人はそのジムでのトレーニングをやめてしまうかもしれません。
なのでグループで回すこと自体は問題ないのですが、できれば人のいない時間帯に行うと他の人も気持ちよくジムを利用できるでしょう。
さらにたまにベンチやマシンの上にタオルやドリンクを置いて場所取りしている人を見かけることがありますが、ジムで場所取りは言うまでもなく迷惑行為であり、揉め事になりやすいので控えましょう。
ジムで守らなければならない大切なマナー⑨複数のマシン使う時は状況を確認
筋トレではインターバルをほとんど入れずに複数のメニューを連続して行うコンパウンドセット法やスーパーセット法というトレーニング方法が存在しています。
例えばコンパウンドセット法ならベンチプレス→ダンベルフライのようにですね。
連続して刺激を与えることで筋肥大にはとても有効な方法なのですが、ジムで行う場合は注意が必要です。
そもそも複数機材の独占を禁止しているジムもありますし、混んでいる時にやられると非常に迷惑な行為になるので複数機材を使ってトレーニングする時は人のいない時間帯に行いましょう。
コンパウンドセットやスーパーセットについては↓の記事もご参考下さい。
https://magazine.steadyjapan.com/kintore-faq/o-ruauto-meritto-demeritto.html
ジムで守らなければならない大切なマナー⑩プレートの扱いは慎重に
プレートやバー、ダンベルの扱いは慎重に行わなければなりません。
たまにプレートを落とすように床に置いたり、ガシャンガシャンとラックに叩きつけるようにバーベルを扱っている人がいますがマシンやラックの寿命が縮んでしまいます。
音もうるさいので機材はやさしく慎重に扱いましょう。
なお筋トレにはプレートのみで行えるメニューもあるので↓の記事もご参考下さい。
注意するならスタッフを通そう!
ジムでこれらの行為を見かけた場合、度が過ぎていれば注意したくなることもあるかと思います。
しかし直接注意してしまうとトラブルになってしまう可能性もあります。基本的には常識のある人がほとんどなのですが、ジムには極まれにとても攻撃的な人がいたりするのでマナー違反があった場合はまずスタッフに相談し、改めて注意してもらった方がベターでしょう。
ジムで役立つ便利グッズ
ジムで役立つ便利グッズ①トレーニングウェア
ここからはジムに持っていくと便利なグッズを紹介していきましょう。
服装に関しては上記の通り動きやすい服装でかつ色移りがしなさそうなものであればTシャツでもタンクトップでも何でもいいのですが、おすすめは「コンプレッションウェア」というタイプのトレーニングウェアになります。
コンプレッションウェアとは「compression(圧縮)」という言葉の意味が示す通りすこしきつく感じるくらいのサイズに設定された運動用のウェアです。
よくサッカー選手がインナーに着ていますよね。
このコンプレッションウェアは伸縮性に富み、運動動作に合わせて体に丁度いい程度の圧力を掛けてくれ、筋肉の動きをサポートしてくれます。
これにより筋トレパフォーマンスが上がったり、怪我の予防を行ってくれるのです。
またコンプレッションウェアの多くには「ポリエステル」という素材が使われていますが、この素材は速乾性に優れているためシャツが汗臭くなりにくいというメリットもあります。
体のラインを出しやすいという特徴もあるので、筋肉を見せつけたい人にもおすすめですね。
トレーニングウェアについては↓の記事もご参考下さい。
ジムで役立つ便利グッズ②トレーニングシューズ
上記の通り、筋トレパフォーマンスの向上と怪我の予防という意味でトレーニングシューズは必須です。
色々種類はありますが、ランニングやウォーキング、エアロバイクなど有酸素運動を中心に行う人でしたら「ランニングシューズ」を選んでおけば間違いないでしょう。
ランニングシューズは地面を蹴る動きをサポートしてくれ、膝や足首への負荷を和らげるように作られており、長時間走る場合にとても有効です。
筋トレメインであれば「トレーニングシューズ」がおすすめですね。
トレーニングシューズは底が固めになっており、重いウエイトを持ってトレーニングするときに足元の安定性を高めてくれます。
足元が安定しない状態で筋トレを行うのはとても危険なのでトレーニングシューズはおすすめですね。
シューズについては↓の記事もご参考下さい。
https://magazine.steadyjapan.com/kintore-gear/wear/rifuthingu%E2%88%92shuzu.html
ジムで役立つ便利グッズ③タオル
自分の汗を拭くため、またはマシンについた汗をふくためタオルは必須です。
タオルにも色々な種類がありますが、おすすめは「セームタオル」という種類のタオルです。
セームタオルは主に水泳の選手が使っているタオルで、非常に吸水性が高いという点と絞ればすぐに吸水性が戻ってくる点が特徴ですね。
通常のタオルだと長時間トレーニングしている場合タオルが乾かずにびしゃびしゃになってしまうこともあるのでよく汗をかく人にとってはとても有用でしょう。
ジムで役立つ便利グッズ④ボトル・シェーカー
ジムではフリードリンクや水などが用意されている所もあります。
しかし自分のマイボトルやシェーカー、水筒などがあればより便利ですね。
トレーニング中にBCAAやEAAといったアミノ酸サプリを摂取することで疲労の軽減や筋力アップが期待されますし、水に混ぜれば水分も一緒に摂取できて一石二鳥です。
また筋トレ後にプロテインを飲む人は多いかと思いますが、プロテインドリンクを作る際にも役立ちますね。
ジムで役立つ便利グッズ⑤小銭入れ
ジムでは飲み物を購入する時などにけっこう小銭を使います。
普段使いの財布でもいいのですが、あまり大きな財布を持ち歩くのも荷物になるので小銭入れがあると便利ですね。
またジムでは鍵の掛かるロッカーが備え付けられていることも多いですが、それでも盗難が怖い人はリストバンドのように手首に巻きつけられるタイプの小銭入れもあるのでそちらを使うと安心感が増しますね。
小銭だけでなくジムの会員証や交通系ICカードなども入れられるのでジムに行く際にあまり荷物を持ちたくない人にとてもおすすめです。
ジムで役立つ便利グッズ⑥スマホホルダー
有酸素運動は脂肪燃焼効率が高いためダイエットにはとても有効な運動です。
ジムにもトレッドミル(ランニングマシン)、エアロバイクなど有酸素運動を行うためのマシンが多数用意されていますよね。
しかし有酸素運動はけっこう長い時間ずっと同じ運動を繰り返すので飽きてしまうことも多いのです。有酸素運動を続けられない人はこの単調な運動が嫌になってしまった、という人も少なくないのではないでしょうか。
そんな人に有酸素運動中にテレビ番組や動画を見ながら行うことをおすすめします。
特にドラマやアニメなんかは大体1話30分くらいなので1話または2話見ると丁度いい運動時間になりますね。続けるモチベーションにもなるので本当におすすめです。
そしてジムでスマホ、タブレット動画を見ながら有酸素運動を行う場合便利なのが「スマホホルダー」になります。
クリップ式、かつフレキシブルにアームを動かせるスマホホルダーならマシンの前部にスマホを括り付けることができるので運動しながら動画を鑑賞することができます。
ただしジムによっては使用を禁止されている場合もあるので要確認です。
有酸素運動については↓の記事もご覧ください。
https://magazine.steadyjapan.com/kintore-menu/diet-training-menus/running-diet-kyori-jikan-hindo.html
https://magazine.steadyjapan.com/kintore-gear/mashine/earobike-diet-exercise-bike-kouka-alinco.html
ジムで役立つ便利グッズ⑦イヤホン
動画と同じように音楽を聴くのも時間の経過が速く感じられておすすめですね。
有線のものでもいいですが、Bluetoothなどを使用した無線のイヤホンで、かつ軽いものだと動きながらでも不快感を感じにくいのでおすすめですね。
ただしこちらもジムによっては使用を禁止されている場合がありますし、使用が許可されていても大音量で聞くのは周囲に迷惑が掛かりますし音が全く聞こえないと危険なのでそのあたりには注意しましょう。
ジムで役立つ便利グッズ⑧スポーツウォッチ
最近ジムでは通常の時計ではなくスポーツウォッチを着用している人が増えてきた印象があります。
スポーツウォッチには高い耐水性、心拍数計測機能、ストップウォッチ機能、ラップタイム計測機能、GPSによるルート表示機能などなど運動に便利な機能が満載されています。
運動時だけでなく日常生活でも使えるスタイリッシュな製品も続々発売されていますので一つ持っておくとよりワークアウトライフが充実すると思います。
ジムで役立つ便利グッズ⑨トレーニングベルト
ここからはトレーニングパフォーマンスにダイレクトに影響する便利なトレーニングギアを紹介していきましょう。
別名パワーベルトとも言われるトレーニングベルトは重いウエイトを扱う人や元々腰を痛めやすい人などにおすすめです。
お腹にこのベルトを巻くことで背中、腰の怪我予防やパフォーマンスアップに影響のある「腹圧」を高めることができるので毎セットMAXの力でウエイトを上げるような人には必須のトレーニングギアだと言えるでしょう。
トレーニングベルトについては↓の記事もご参考下さい。
ジムで役立つ便利グッズ⑩リストラップ
リストラップは手首に巻いて使うトレーニングギアです。
効果はベンチプレスやショルダープレスなどプレス系種目における手首の保護と挙上動作の安定性向上です。
特に高重量を扱いやすいベンチプレスでは手首の安定性がないとトレーニング効果が弱まってしまうのでプレス系種目で高重量を扱う際は必須のギアですね。
ジムで役立つ便利グッズ⑪リストストラップ
トレーニングギアには「リストストラップ」という種類もあります。
上記の「リストラップ」と名前が非常に似ているためよく混同されがちですが、この2つは全く別のトレーニングギアです。
プレス系種目で効果を発揮するリストラップに対しこのリストストラップはデッドリフト、ベントオーバーローイングなどプル系の種目に効果があります。
これらの種目は比較的高重量を扱えるのがメリットなのですが、重量が重い分目的の部位が疲労するより先にウエイトを握っている手、前腕の筋肉が先に疲れて追い込めなくなってしまうことが多いですよね。
その点リストストラップはダンベルやバーベルのバーの部分に巻き付ける「ベロ」がついており、ウエイトを手にぶら下げる際握力をサポートしてくれます。
背中のトレーニングで中々追い込めないという人は一つ持っておくとより効率よくトレーニングを行うことができるでしょう。
まとめ
このようにトレーニングジムではみんなが気持ちよく使えるようにマナーをしっかり守る必要があります。
あまりにもマナーを守らない場合は何らかの処分が下される可能性もあるので初めてジムに行く際はこれらのマナーを確認しておくことをおすすめします。
また紹介したような便利グッズを持ち込めばより充実したジムライフを送ることができるので自分のトレーニングスタイルと相談しながらグッズをチョイスしましょう。
ジムについては↓の記事もご参考下さい。
https://magazine.steadyjapan.com/kintore-menu/takutore/takutore-jimutore.html
https://magazine.steadyjapan.com/gym/osusume-gym/goldgym-zyosei-syosinsya-osusume-riyuu.html
ilohas834
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