【ViPRトレーニング】ViPR(バイパー)トレーニング!アスリートも取り組む効果の秘密とは?!について解説します!
欧米を中心に爆発的な人気のある「バイパートレーニング」は、日本のスポーツジムでも目にする機会が増えていきました。
一般的なトレーニング器具といえば「ダンベル・バーベル」を利用したトレーニングが代表的ですよね。
「ViPR(バイパー)」トレーニングでは、筋肉をただ鍛えられるだけでなく、様々な「身体機能のパフォーマンス向上」に期待できる器具です。
そこで今回は「ViPR(バイパー)」を利用したトレーニングの効果・特徴・トレーニングのやり方などについて、解説します!
この記事の目次
- トレーニング器具「ViPR(バイパー)」とは?
- 「農家の作業」からインスピレーションを受け生み出されたViPR
- 「ViPR(バイパー)」トレーニングとは?
- ViPR(バイパー)トレーニングの効果・特徴
- ViPR(バイパー)トレーニングの効果的な種目14選!
- ViPR(バイパー)トレーニング種目①「ラテラルティルト」
- ViPR(バイパー)トレーニング種目②「サイドステップ・ランジ」
- ViPR(バイパー)トレーニング種目③「アイススケーター」
- ViPR(バイパー)トレーニング種目④「スクワット&プレス」
- ViPR(バイパー)トレーニング種目⑤「ゴリラ・クロール」
- ViPR(バイパー)トレーニング種目⑥「バイパーシャベル」
- ViPR(バイパー)トレーニング種目⑦「ランジオーバーショルダー」
- ViPR(バイパー)トレーニング種目⑧「プランク・ウィズ・プル」
- ViPR(バイパー)トレーニング種目⑨「フロントサークル・ランジプレス」
- ViPR(バイパー)トレーニング種目⑩「ジャンプランジ・コアローテーション」
- ViPR(バイパー)トレーニング種目⑪「スレッド・ザ・ニードル」
- ViPR(バイパー)トレーニング種目⑫「バーピー・クリーン&プレス」
- ViPR(バイパー)トレーニング種目⑬「バイパー・ロシアンツイスト」
- ViPR(バイパー)トレーニング種目⑭「ウッドチョップ」
- ViPR(バイパー)の利用・購入について
- 「ViPRトレーニング」で利用したいトレーニングアイテム3選!
- まとめ
- 【関連記事】他にもある効果的な「トレーニング器具」についてはこちら♪
トレーニング器具「ViPR(バイパー)」とは?
ViPR(バイパー)とは、重量のある「筒状」の形をしたトレーニング器具。
名前のにある「ViPR」とは「バイタリティ(Vitality)・パフォーマンス(Performance)・リコンディショニング(Reconditioning)」から由来しています。
カナダのアイスホッケートレーナー「サイモン・ベネット」氏と、生理学者の「ミショル・ダルコート」氏の2人によって開発されたViPR。
バイパー本体の重量による負荷を掛けながら、人体の自然なあらゆる動作に負荷を加えることで、全身を鍛えられるのが特徴の器具です。
「農家の作業」からインスピレーションを受け生み出されたViPR
農家で育ったホッケーチームが強かったことにインスピレーションを受け、開発された「ViPR」
農家の方々が行う作業には、不安定な足場で重量物を扱ったり、シャベルで土を掘ったり、牛を引っ張ったりと、複合的な動作を日常的に取り組んでいます。
そのため、農家の方々が毎日行う作業は、自然と全身運動によるファンクショナルトレーニングが成立していたわけです。
このことがきっかけとなり、同様の動作に取り組めるよう開発されたのが「ViPR」です。
実際にミショル氏がViPRを使ってトレーニングした選手はオリンピック代表に選出され、金メダルを獲得しました。
「ViPR(バイパー)」トレーニングとは?
人体の柔軟で自然な動作にViPR(バイパー)を組み合わせることで「筋肉増強」はもちろん、より「実用的な肉体作り」に期待できます。
一般的なウェイトトレーニングでは「筋力増強」に高い効果がある反面「各種スポーツ競技・日常生活の動作」といった「実用面」においては必ずしも直結するわけではありません。
しかし、ViPR(バイパー)トレーニングでは、対象となる筋肉に負荷を掛けながら、より柔軟な動作によって実用的に鍛えられるという特徴があります。
ViPR(バイパー)トレーニングの効果・特徴
ViPR(バイパー)トレーニングの特徴・効果①「全身の筋力強化」
ViPR(バイパー)を利用したトレーニングの多くは、全身の筋肉を駆使して動作を行う種目が豊富です。
そのため、一部の筋肉を限定的に鍛えるウェイトトレーニングとは異なり、全身を効率的に鍛えるのに優れた効果を発揮します。
また、自然な関節動作によって対象筋を鍛えるため「関節・腱・筋肉」に対しての負担が少ないのも特徴の一つ。
安全に全身の筋肉を鍛えることができるのも、ViPR(バイパー)トレーニングの基本的なメリットの一つです。
ViPR(バイパー)トレーニングの特徴・効果②「身体機能のパフォーマンス向上」
ViPR(バイパー)トレーニングは、全身の筋肉を駆使し、多次元的な動作によって鍛えていくことで様々な身体機能向上に期待できます。
一般的な筋トレは「一方向のみに動作」することで対象となる限定的な部位を鍛える種目がほとんどです。
つまり、カラダの一部分しか鍛えないウェイトトレーニングに取り組んでも「動けるカラダ」にはならないというわけです。
しかし、ViPR(バイパー)トレーニングはでは「人体のもつ自然かつ実践的な動作」で全身に負荷を加えられるという特徴があります。
結果的に「体幹力・バランス力・瞬発力・連動性・持久力・柔軟性」といった身体機能のパフォーマンス向上に効果的なトレーニングです。
ViPR(バイパー)トレーニングの特徴・効果③「高い有酸素効果」
ViPR(バイパー)トレーニングは、全身瞬発的な動きで連続的に行い続けることで「高い有酸素効果」に期待できる種目があります。
全身を駆使して一定時間動作を行うことで「脂肪燃焼促進」に効果を発揮するため「ダイエット・減量」に取り組む方にもおすすめです。
また、「心肺機能強化」にも期待できるため、長距離系スポーツなどでのパフォーマンス向上にも効果が期待できるのが特徴です。
農家で行う「土を掘る動作」からヒントを得た種目も存在するため、実践的な動作で全身を鍛えることで高い効果を発揮します。
ViPR(バイパー)トレーニングの効果的な種目14選!
ViPR(バイパー)トレーニング種目①「ラテラルティルト」
この種目は、バイパーを縦に立てたら、上部を片手で保持し、バイパーを横に傾けながら「サイドランジ」動作を行う種目。
この動作により、お尻の筋肉である「大臀筋・中臀筋」太もも前面「大腿四頭筋」太もも裏側「ハムストリング」内もも「内転筋群」鍛えられるのが特徴。
下半身を構成する主要な筋肉を総合的に鍛えられるため、下半身や体幹周りの引き締めに効果的なバリエーションです。
【ラテラルティルトのやり方】
- 床にバイパーを立て、直立します。
- 右手でバイパ―上部に手を当て、左に傾けます。
- 傾けると同時に、左脚を横に大きく一歩踏み出します。
- 左膝を曲げ、左太ももが床と平行になるまでしゃがみます。
- その後左脚の力で立ち上がり、元の位置に戻ります。
- 次に、左手に持ち替えて、左右交互に動作を行います。
ViPR(バイパー)トレーニング種目②「サイドステップ・ランジ」
上で解説した「ラテラルティルト」と一見似ていますが、この種目は「フロントランジ」を横方向に行うバリエーション種目。
フロントランジは、下半身の筋肉の中でも特にお尻の筋肉「大臀筋」に負荷が集中しやすいのが特徴の種目。
このランジに、バイパーによる負荷を追加して取り組むことで、より高強度に対象筋を鍛えらえれます。
【サイドステップ・ランジのやり方】
- 床にバイパーを立て、直立します。
- 右手でバイパ―上部に手を当て、左に傾けます。
- 傾けると同時に、カラダを左に開きながら左脚を大きく一歩踏み出します。
- 左膝を曲げ、左太ももが床と平行になるまでしゃがみます。
- その後左脚の力で立ち上がり、元の位置に戻ります。
- 次に、左手に持ち替えて、左右交互に動作を行います。
ViPR(バイパー)トレーニング種目③「アイススケーター」
この種目は、両手にバイパーを保持した状態で「アイススケート」の選手のように、左右に大きくジャンプしていくトレーニング種目。
下半身の主要な筋肉「殿筋群・大腿四頭筋・ハムストリング」を中心に「体幹力・バランス力」といったカラダの安定性を高めるのに効果的。
また、ダイナミックな動作で全身を大きく動かしながら動作を繰り返すことで「高い有酸素効果」にも期待できる優れた種目です。
【アイススケーターのやり方】
- バイパーの側面にあるグリップを両手で持ち、直立します。
- 大きく右にジャンプをし、左足が着地したら膝を曲げていきます。
- 右脚は左脚の後ろ側にクロスさせるようにして、腰をおろします。
- 左脚を勢いよく伸ばして右側にジャンプし、右脚で着地します。
- 上記の動作を繰り返しながら、左右交互にジャンプします。
ViPR(バイパー)トレーニング種目④「スクワット&プレス」
一般的には「バーベル」を利用して取り組むスクワット&プレスも、バイパーを利用することで効果的に全身を鍛えることができます。
バイパーを両手に保持した状態でスクワット動作を行うことで下半身の筋肉「殿筋群・大腿四頭筋・ハムストリング」を鍛えます。
その後行うプレス動作により「三角筋前部・上腕三頭筋・大胸筋上部」といった上半身の筋肉を鍛えられるため、全身に効果的な種目です。
【スクワット&プレスのやり方】
- バイパーの側面にあるグリップを両手で持ち、肩幅程度の足幅で直立します。
- バイパーを肩の上部あたりで保持し、背筋をまっすぐ伸ばします。
- 「股関節→膝」の順番で曲げていき、腰をおろします。
- 太ももが床と平行になるまでおろしたら、立ち上がります。
- 立ち上がると同時に、バイパーを頭上に持ち上げます。
ViPR(バイパー)トレーニング種目⑤「ゴリラ・クロール」
この種目は、名前にあるようにゴリラのように「Crawl(這い回る)」ように前に進むことでお腹や下半身を中心に鍛えるトレーニング。
両手にバイパーを保持して床に置いた状態で前傾姿勢を作ったら、体幹や下半身の筋肉を使いながら前進していきます。
重量のあるバイパーを保持したまま動作を続けることで「背中・腕・肩」も含めた全身性のトレーニングとして取り組めるのが特徴です。
【ゴリラ・クロ―ルのやり方】
- バイパーを横向きで床に置き、両手でバイパーのグリップを保持します。
- 前傾姿勢を作ったら、バイパーを前方に進めます。
- その後、後方になる両脚を腹筋を使ってバイパーの近くにジャンプさせます。
- 上記の動作を繰り返すことで、前方に進んでいきます。
ViPR(バイパー)トレーニング種目⑥「バイパーシャベル」
この種目は、名前に「ショベル」とあるように、両手に保持したバイパーで「土を掘る」動作を繰り返し行うトレーニング種目。
動作には、膝を曲げることで下半身の主要な筋肉を鍛えながら、バイパーを大きく動かす動作により「腕・肩・背中」の筋肉も鍛えます。
また、動作中カラダ全体が不安定になるため、適切な動作を続けるために「体幹・腹筋」が強く関与するのも特徴の一つです。
【バイパーシャベルのやり方】
- バイパーの側面にあるグリップを両手で持ち、肩幅程度の足幅で直立します。
- 膝を軽く曲げると同時に、右側に軽く振ります。
- 右側に振った反動を使いながらダイナミックに左側に動かしていきます。
- 土を掘るように、大きな動作で取り組みます。
- 左右交互に上記の動作を繰り返しましょう。
ViPR(バイパー)トレーニング種目⑦「ランジオーバーショルダー」
下半身の筋肉を最も効果的に鍛えられる代表的な種目「ランジ」に、ダイナミックにバイパーを下から上に振り上げる動作を加えた種目。
バイパーの負荷によって下半身全体の筋肉を強化しながらも「肩・腕・背中」も同時に鍛えられるのが特徴のバイパートレ―ニング。
また、一定時間動作を繰り返すことで「心肺機能強化・脂肪燃焼促進」といった筋肉強化以外の効果にも期待できるのが特徴です。
【ランジオーバーショルダーのやり方】
- バイパーのグリップを両手で保持し、カラダの左側面に位置させます。
- 大きく前方に向かってバイパーを振り上げます。
- 同時に右脚を1.5歩分大きく踏み出し、膝を曲げていきます。
- その後、踏み出した右脚を元の位置に戻し、バイパーも元の位置に戻します。
- 上記の動作を繰り返し行い、反対側も同様に行います。
ViPR(バイパー)トレーニング種目⑧「プランク・ウィズ・プル」
体幹トレーニングとして代表的な「プランク」に、バイパーを加えて「プル動作(引く)」動作を加えたトレーニング種目。
プランクにより「体幹」を鍛えながら、バイパーを上に引くときは「三角筋前部・上腕二頭筋・上腕筋」を鍛えられるのが特徴。
バイパーを下に引くときは「三角筋後部・広背筋・上腕三頭筋」といった部位に刺激を加えられます。全身性のユニークな種目です。
【プランク・ウィズ・プルのやり方】
- バイパーを床に置き、バイパーをまたぐようにプランクの姿勢になります。
- 姿勢を維持したまま、右腕でバイパーを上に引いていきます。
- 今度は左手でバイパーを下に引いていきます。上記の動作を繰り返します。
- 一定の回数を続けたら、反対側も同様に取り組みます。
ViPR(バイパー)トレーニング種目⑨「フロントサークル・ランジプレス」
この種目は、カラダの前面で「サークル(円)」を描く動作を行った後、バックランジとプレス動作を行う変則的なトレーニング種目。
ランジ動作により下半身を鍛えながら、フロントサークル動作により「腕・肩・背中」も同時に鍛えていきます。
また、その後の「プレス動作」により「三角筋前部・中部」も鍛えられるのが特徴の種目です。
【フロントサークル・ランジプレスのやり方】
- 両手にバイパーを保持して直立します。
- カラダの前面で大きな「円」を描くようにバイパーを動作します。
- その後、片脚を後方へ引き、膝を曲げて腰を下ろします。
- この状態で、両手に保持したバイパーを頭上高く挙上します。
- 元の位置にバイパーを戻し、両脚を戻して直立します。
ViPR(バイパー)トレーニング種目⑩「ジャンプランジ・コアローテーション」
この種目は、下半身強化に効果的な「ランジ」に、ジャンプ動作を加え、両手に保持したバイパーを左右に振っていくトレーニング。
両手に保持したバイパーを体幹ごと左右に回転させることで「体幹回旋」を引き起こすことで、お腹の脇に位置する「腹斜筋」を鍛えます。
また、瞬発的な動作で左右に交互に入れ替わるランジを行うことで、通常よりもより強烈に下半身の筋肉を鍛えられるのが特徴の種目です。
【ジャンプランジ・コアローテーションのやり方】
- 両手にバイパーを保持して直立します。
- バイパーを右側に回旋させると同時に「右脚を前方・左脚を後方」に出します。
- 両脚が着地すると同時に素早く膝を曲げ、瞬発的な動作で前後の両脚を入れ替えます。
- 同時にバイパーを左側に回旋させながら、繰り返し動作を行います。
ViPR(バイパー)トレーニング種目⑪「スレッド・ザ・ニードル」
この種目は「ニードル(針)」に「スレッド(糸)」を通すように、バイパーを縦に保持した状態でスクワットを行うトレーニング。
両手で保持するバイパーを縦にしたまま、スクワット動作と同時に「上に突き上げる」動作を行うことで、下半身と上半身を鍛えます。
特に、上半身の中でも「三角筋前部・中部・脊柱起立筋」といった筋肉を鍛えられるのが特徴の種目です。
【スレッド・ザ・ニードルのやり方】
- 両手に保持したバイパーを縦にしたまま直立します。
- 肩幅程度に脚を開き、スクワット動作を行います。
- しゃがむと同時にバイパーを両脚の間におろします。
- 立ち上がると同時に、バイパーを縦のまま上に突き上げます。
- バイパーを持つ両手を入れ替えて動作を繰り返します。
ViPR(バイパー)トレーニング種目⑫「バーピー・クリーン&プレス」
この種目は、クリーン&プレス動作に、高い「脂肪燃焼効果」に期待できる「バーピー動作」を加えて取り組むトレーニング。
全身運動として多くの筋肉を同時に鍛えることで高い有酸素効果を得られるため、脂肪燃焼促進に高い効果を発揮するのが特徴。
他にも「心肺機能強化・持久力強化」といった身体機能のパフォーマンス向上にも期待できるため、アスリートにもおすすめの種目です。
【バーピー・クリーン&プレスのやり方】
- 足元にバイパーを置き、肩幅程度の足幅で直立します。
- 膝を曲げて腰をおろして両手を床につけます。
- と同時に両脚を素早く後方へ伸ばし、腕立て伏せを1回行います。
- その後、素早く両脚を両手の近くに戻し、バイパーを両手で保持します。
- 立ち上がると同時に床から頭上に向かってバイパーを持ち上げます。
ViPR(バイパー)トレーニング種目⑬「バイパー・ロシアンツイスト」
ロシアンツイストと言えば、腹筋を効果的に鍛える代表的な種目。このロシアンツイストに「バイパー」の負荷を追加して取り組みます。
床に座った状態で上半身を捻る動作により「体幹回旋」が引き起こされ、主動筋となる「腹斜筋・腹直筋」を強烈に鍛えられるのが特徴。
このロシアンツイストに、バイパーの負荷を追加して取り組むことで、より高強度に対象筋を鍛えます。
【バイパー・ロシアンツイストのやり方】
- 床に「体育座り」をして、両足を床から浮かせます。
- 両手にバイパーを保持し、上半身を軽く後傾させます。
- 腹直筋に負荷が掛かったまま、上半身を左右に捻ります。
- 腹斜筋と腹直筋への負荷を感じながら大きく動作します。
ViPR(バイパー)トレーニング種目⑭「ウッドチョップ」
この種目は、名前に「ウッドチョップ(木を切る)」ように動作をすることで、体幹周辺をメインに鍛えられる種目。
斜め下方向からカラダを捻りながら斜め上方向に向かって動作することで「体幹回旋」によりその主動筋となる「腹斜筋」を強く鍛えます。
大きな可動域で床から頭上までバイパーを持ち上げることで、腹筋以外にも「脚・背中・肩・腕」も同時に鍛えられるのが特徴です。
【ウッドチョップのやり方】
- バイパーを両手に保持して直立します。
- 膝と腰を落とし、右足側面あたりにバイパーを位置させます。
- 次に、膝と腰を伸ばしていきながら左上方向に向かってバイパーを上げます。
- 胸の前で斜めの軌道で振り上げるイメージで動作します。
- その後、上げたときと同じ軌道を描くように再度おろしていきます。
ViPR(バイパー)の利用・購入について
スポーツジムでの利用
最近では、一般的なスポーツジムでもバイパーが用意されている場所が多くなってきました。
特に、本格的なスポーツジムではほぼ普及しているため、ジムを契約されている方はまずジムに用意があるか確認してみましょう。
当然、ジムでの利用であれば月会費に含まれているため、お金の心配なくバイパートレーニングに取り組めるでしょう。
個人利用
個人利用、またはトレーナーとして自身のトレーニングメニューの中で利用したい場合は、直接バイパーを購入することになります。
しかし、正規品のViPR(バイパー)を購入するには、専用のライセンスを取得する必要があります。
ViPR LMT COMBINE 認定コース(1+2)
この認定コースは、バイパーの原則や基本から学び、基本的な使い方から応用編、初級者から中級者向けのやり方などを学習できるコース内容。
- LMTのポイントの理解、ViPRを使うLoaded Movement Trainingの基本知識の紹介
- 身体構造の主要組織における動作の姿勢を知る
- 適切な指導法の理解、優秀なViPRトレーナーとしての重要な資質を実演し、評価する
- プログラムのデザインと、その効果を評価するための戦略について説明する
(引用:ViPRジャパン)
上記4つの主軸から、バイパーを正しく適切にかつ効果的に取り扱うための「基本的知識・ノウハウ・技術・カラダの使い方・構造」などの学習を目的としています。
詳細についてはViPRジャパンの公式サイトで確認しましょう。
ViPR(バイパー)の購入
ViPRのライセンスを取得したら、ViPRの公式サイトからViPRの購入が可能になります。
VIPRにはそれぞれ異なる重量のタイプが存在しており、一本から購入可能です。
重さ | 価格(税抜き) |
2kg | 19000円 |
4kg | 24000円 |
6kg | 26000円 |
8㎏ | 30000円 |
10㎏ | 35000円 |
12㎏ | 41000円 |
16㎏ | 43000円 |
20㎏ | 50000円 |
(参照:ViPRジャパン)
また、一本購入以外にも、お得なセット販売も展開しています。
セット名 | 価格(税抜き) | セット内容 | 特徴 |
ViPRライト3本セット | 79,000円 | 4kg,6kg,8kg, | 初心者・女性・シニア向け |
ViPRミドル5本セット | 149,000円 | 4kg,6kg,8kg,10kg,12kg | ViPRナショナルトレーナー推奨 |
ViPRコンプリート7本セット | 239,000円 | 4kg,6kg,8kg,10kg,12kg,16kg,20kg | 初級者~上級者 |
(参照:ViPRジャパン)
「ViPRトレーニング」で利用したいトレーニングアイテム3選!
「ViPRトレーニング」で利用したいアイテム①「トレーニンググローブ」
素手のままでViPRトレーニングに取り組むと、手のひらにマメができることがあります。
トレーニンググローブは「手の保護」に効果的なため、仕事柄手をきれいに保ちたいという方にもおすすめです。
安価なものでは1000円程度で購入できるので、そこまで費用がかからず購入できます。
また、グリップがよくなることである程度握力を補助してくれるため、素手よりもよりトレーニング器具を持ちやすくなるという特徴もあります。
「ViPRトレーニング」で利用したいアイテム②「トレーニングベルト」
トレーニングベルトとは、ジムでよくお腹にチャンピオンベルトのような大きなベルトを巻いてトレ―ニングを行っている方を見たことはありませんか?
トレーニングベルトとは、腰を保護しながら、より高い筋出力を発揮してくれるためのトレーニングギアです。
腰を保護するだけでなく、腹圧が高まることにより、筋出力も向上するため、より重い重量を扱うことができるようになります。
そのため、高重量トレーニングを行いたい方や、腰が弱いかたや、腰に不安を抱える方、はこのトレーニングベルトを有効活用していきましょう。
「ViPRトレーニング」で利用したいアイテム③「トレーニングシューズ」
通常の運動用シューズだと、アウトソールに衝撃吸収材のクッションが使われているものが多いですよね。
しかし、トレーニングではこのクッションが沈み込んでしまい体幹の安定がなくなってしまったり、
足首や膝に捻じれるように負荷が入ってしまうため怪我の原因になってしまいます。
そのため、ViPRトレーニングやウェイトトレーニングの際には「底が硬く薄いシューズ」を履いていただくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ViPR(バイパー)を利用したトレーニングの概要・効果・トレーニング種目について、解説しました。
筋力強化だけでなく、より実用的な肉体作りに最適なバイパートレーニングに取り組むことで、理想的な肉体を作り上げていきましょう!
“No pain No gain”
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AKI
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