こちらの記事では、下半身の引き締めに効果絶大!お尻で歩いて骨盤の歪みも解消する方法を解説しています!
ダイエットしてもなかなか痩せない下半身、もしかすると、下半身がなかなか痩せないのは骨盤の歪みのせいかもしれません。お尻で歩く、おしり歩きは簡単で、骨盤の歪みを直してくれる運動です。
また、運動がなかなか続かない人にもおすすめです。誰でも自宅で簡単に行うことができます。
今回はそんなお尻歩きが持つ、様々なメリットと、やり方について説明していきます。
骨盤の位置を正して、引き締まった下半身を手に入れましょう。
この記事の目次
おしり歩きの驚くべき効果!
おしり歩きとは、その名前のまま、おしりで前へ後ろへ進んでいく簡単な運動です。主な効果として骨盤の歪みを直してくれる、ということが挙げられます。
そもそも、骨盤が歪むと、体にどんな影響が出るのでしょうか?また、おしり歩きには、その他のメリットもたくさんあります!おしり歩きの持つ、沢山のメリットを見ていきましょう。
骨盤が歪むとどうなるの?
上半身はスッキリしているのに下半身が痩せない人、おしりがのっぺり横に大きい人、そんな人は骨盤が歪んでしまっている可能性が大きいです。
骨盤は本来平行に真っ直ぐ安定していなければいけないものです。それが、悪い姿勢や足を組むことなどで、偏った負荷を与えてしまうことで、左右に傾いたり前後に傾いてしまっている状態を、骨盤の歪みと呼びます。
骨盤は目に見えず、普段の生活で知らず知らずに歪んでしまっているため、気づいていない人も多いでしょう。骨盤が歪むと、どんな影響が体にあるのか、説明していきます。
姿勢の悪化・ボディラインの崩れ
まず、スタイルを悪くしてしまうのが、骨盤の歪みによる姿勢の悪化、ボディラインの崩れです。
骨盤を支える筋力が低下することで、内臓の位置もずれ、ポッコリとしたお腹になってしまいます。また、姿勢をキレイに保つことが難しく、猫背やO脚、X脚の原因にもなります。
代謝が落ちる
骨盤が歪んでいると、体幹部の筋力が低下し、代謝が悪くなります。リンパの流れや血流を悪くするため、冷え性、むくみの原因になってしまいます。
また、骨盤は子宮のすぐ近くです。子宮や卵巣周辺のリンパの流れや血流が悪くなることで、女性は生理痛や生理不順を引き起こしてしまうこともあります。
お尻歩きの嬉しいメリット!
骨盤の歪みが引き起こす、様々な恐ろしい影響が理解できました。お尻歩きはそんな恐ろしい骨盤の歪みを直してくれる簡単な運動です。
でもそれだけではありません。おしり歩きには、まだまだ沢山のメリットがあるのです。ここではお尻歩きのメリットや効果を11個、ご紹介します。
①お金も時間もかからない
なかなか運動が続かないという人も、おしり歩きなら大丈夫です。お尻歩きは、ジムやトレーナーいらず、自宅で誰でも簡単に行うことができます。
特別な道具も必要がないので、場所さえ確保できれば実質0円で行えます。また、1日5分程度から始められますし、テレビを見ながらのながら運動にも最適です。
忙しくてなかなか時間の取れない人も、これなら続けることができますね。
②ポッコリお腹の解消
骨盤やそれを支える骨盤底筋は、内臓を支えるのに重要な役割をしています。お腹がポッコリと出てしまっている人は、骨盤の歪みによって、内臓がきちんと支えられておらず、位置がずれてしまっている可能性があります。
骨盤の歪みを解消することで、内蔵が正しい位置に戻ります。それにより、ポッコリ出ていたお腹もスッキリと引っ込んでくれます。
③ウエストラインがきれいに
おしり歩きをすると、骨盤周辺の筋肉、お尻からウエスト、背中周りの筋肉を使うことができます。
おしりを前に進ませるとき、腰をひねらなければいけません。この運動により、脇腹部分の腹斜筋が刺激されます。この腹斜筋は、くびれ作りに欠かせない筋肉です。つまり、おしり歩きにより、くびれたウエストラインが期待できるということです。
④下半身の引き締め
お尻歩きは下半身の引き締めに効果の高い運動です。お尻歩きは、骨盤の歪みを直してくれる他、骨盤周辺の腸腰筋などが鍛えられます。
おしりがのっぺりと横に大きな人、なかなか太ももが痩せない人は、おしり歩きを試してみましょう!キュッとしたおしりやスッキリとした太ももが期待できます。
⑤体幹・インナーマッスルが鍛えられる
体幹とは胴体の部分にある、骨と体幹筋のことを指します。体幹筋は正しい姿勢を保ったり、体のバランスを取ったりするのに重要な筋肉です。
体幹筋は表面にある表層筋と、その更に奥にある深層筋にわかれ、この深層筋をインナーマッスルと呼びます。おしり歩きは、普段意識することのないインナーマッスルを鍛えることができます。
インナーマッスルが鍛えられると、血液の循環が良くなり、基礎代謝量がアップしやすくなります。つまり、少しづつ太りにくく痩せにくい体にしてくれるということです。
⑥便秘改善
便秘の原因は運動不足、水分・食物繊維不足、ストレスなど様々です。骨盤の歪みも、便秘を引き起こす原因になります。
骨盤が歪むと内臓の位置が正しい位置からずれてしまいます。それにより、腸が圧迫され便がスムーズに流れないこともあります。お尻歩きで骨盤の歪みを解消すれば、腸も正しい位置に戻り、便秘解消につながります。
また、おしり歩きは腸に程よい振動を与えて刺激してくれるので、腸の動きが活発になり、便通が良くなります。
⑦生理痛・生理不順の改善
子宮周りの冷えは、生理痛や生理不順など、女性特有の悩みの大きな原因になります。子宮の周りが冷えて血流が悪くなると、子宮を動かす筋肉の収縮がうまくいかなくなります。
おしり歩きを行うと、骨盤周辺の筋肉や内臓が温まります。そのため、子宮が正常に動くようになり、生理痛・生理不順の改善が期待できます。
⑧下半身のむくみの改善
下半身のむくみで悩む方は多いと思います。むくみとは、血流やリンパの流れが悪く、老廃物が体の外に排出されない状態から引き起こされます。
おしり歩きを行うと、主に下半身の血行が促進され、老廃物や余分な水分の排出が促されます。むくみが取れるだけで下半身はスッキリと引き締まって見えます。
⑨冷え性の改善
血流が悪いことで引き起こされるのが、冷え性です。内臓が冷えていると、体はまず内蔵を温めようとするため、手足などの先端部分にまで血液が十分に行き渡りません。
おしり歩きは、骨盤周辺を支える腸腰筋を鍛えます。この腸腰筋が鍛えられると、体の中から温まってくるので、指先、つま先などの先端部分にまでちゃんと血液が行くようになります。
手足の冷えが解消されるだけでなく、冷え性が引き起こす肩こりの改善も期待できます。
⑩腰痛の改善
おしり歩きで鍛えられる腸腰筋は、「天然のコルセット」と呼ばれます。腸腰筋が鍛えられることで、正しい姿勢を保つことができるようになります。また、骨盤の歪みが解消されれば、姿勢も改善されるため、今まで腰にかかっていた不自然な負担もなくなります。
腰痛に悩んでいる人は、おしり歩きを試してみましょう!
⑪妊婦さんにおすすめ
激しい運動はできない妊娠中ですが、安定期に入った後は、程よい運動を行うことを勧められます。
お尻歩きは、ランニングやウォーキングなどに比べて足腰への負担が少なく、自宅で行えるため、妊婦さんの運動におすすめです。
骨盤側の骨盤底筋や、産道付近の筋肉、体幹が鍛えられることで安産への準備はバッチリです。特に妊娠後期のおしり歩きは、産道に赤ちゃんが降りてきやすい環境を作ることができます。
妊婦さんにおすすめの運動については、こちらの記事も参考にしてください。↓↓↓
すぐに実践できる!お尻歩きのやり方
誰にでもできる簡単な運動ながら、沢山の効果やメリットが期待できるお尻歩き、自宅ですぐにできるので、早速始めてみましょう!
おしり歩きのやり方と、行う際の注意点を解説していきます。
お尻歩きのやり方
まずはおしり歩きのやり方を見ていきます。基本のやり方と、少し難易度が上がる応用編2つをご紹介します。
実際に行ってみると、骨盤周りを中心とした色々な筋肉が動いているのが実感できるはずです。体もぽかぽか暖かく感じてくるでしょう。
基本のやり方
まずは基本のやり方です。
- 両足を伸ばし、地面にお尻を付けて座ります。
- 足を遠くに持っていく気持ちで、腰をひねり片足を前にやります。
- 反対側の足も同様に行います。
- 10歩前に進んだら、同じように10歩後ろへ下がります。
最初は、前後合わせて100歩チャレンジしてみましょう。数分で終了するはずです。慣れてきたらどんどん歩数を伸ばしていきましょう。
応用のやり方①腕組みおしり歩き
- 基本のやり方と同じく、両足を前に伸ばして座ります。
- 手を腕の位置で交差させます。
- そのまま腰を捻って片足を前に出し、もう片方も同じように行い前に進んでいきます。
- 10歩前に進んだら、同じように10歩後ろへ下がります。
少しだけ難易度を上げたやり方です。同じように100歩を目安にはじめは行い、どんどん歩数を増やしましょう。
応用のやり方②足上げおしり歩き
- 膝を曲げた状態で座ります。
- そのまま両足を浮かせ、お尻だけが床についている状態にします。
- 足が床につかないように、基本と同じく、腰をひねって前へ進みます。
足で支えていた体重が全てお尻にかかるため、負荷が上がり、しっかりと鍛えることができます。基本のやり方に比べると、かなりきつくなりますが、その分しっかりと鍛えることができます。
お尻歩きを行う際の注意点
誰にでも行えるおしり歩きですが、少し注意しておきたいこともあります。
せっかく行うのですから、体に負担がかかったり、効果が減ってしまってはもったいないですよね。おしり歩きを行う際の注意点を見ていきましょう!
柔らかい場所で行う
硬い床の上でお尻歩きを行うと、お尻の骨が床に当たってとっても痛いです。なるべく柔らかい場所で行いましょう。バスタオルの上やカーペットの上で行ってもいいですが、ヨガマットがあると便利です。
背筋をしっかり伸ばして足を閉じる
お尻歩きを行っているときに、背筋が曲がっていたら効果が一気に下がってしまいます、背筋は真っ直ぐと伸ばしましょう。骨盤がしっかり立った状態で行うのが、おしり歩きを行う際の大事なポイントです。
また、足は開かずにしっかり閉じ、足首を直角にするのも、骨盤矯正の効果を上げるポイントです。
体をほぐす
普段運動を行わない人は、筋肉が固まってしまっている可能性があります。体が硬い人、おしり歩きを行って日頃使っていない筋肉が刺激されてきつく感じた人は、始める前にストレッチで体をほぐしてあげるといいでしょう。
筋肉が硬いまま行うより、効果が上がりますし、体への無理な負担も減ります。
お尻歩き&骨盤矯正におすすめのアイテム
自宅で簡単に行えるおしり歩き、行う際に持っておくと便利なアイテムをご紹介します。
また、骨盤が体にもたらす影響はかなり大きいことがわかりました。骨盤矯正に効くおしり歩きと同じように、骨盤矯正に便利な、自宅で行う簡単なトレーニングアイテムも合わせてご紹介していきます。
ヨガマット
バスタオルを床に引いて行ってもいいのですが、ヨガマットがあるとお尻歩きはぐんと楽に行なえます。
おしり歩きのみならず、フローリングの床でストレッチや筋トレを行う際にも、ヨガマットは大活躍します。健康的にきれいになりたいと考えている人は、まずは環境づくり。ヨガマットで自宅に運動スペースを作るのがおすすめです。
バランスボール
体幹を鍛えるアイテムのバランスボールはもう定番ですね。すでに持っている方も多いかもしれません。
ながらトレーニングもできるのが人気の秘密ですが、筋トレにも大活躍します。バランスを取りながら筋トレを行うことができるため、負荷を強めたり、同時に複数の筋肉を鍛えることができます。
体幹は腹筋、背筋を鍛え、きれいな姿勢や骨盤を正しい位置に安定させるなどといったことに繋がります。プラスワンアイテムで効率的に体幹を鍛えていきましょう!
バランスボールについてはこちらの記事も参考に。筋トレにどんどん活用しましょう!↓↓↓
バランスディスク
バランスディスクもバランスボールと同じように骨盤矯正・体幹のトレーニングに効果のあるアイテムです。
バランスボールと同じようにながら運動にも、筋トレのプラスアイテムとしても大活躍します。その特徴は、手頃なサイズ感です。クッション代わりにお尻の下に敷けるので、デスクワークの方は、お尻の下に引いたままお仕事することもできます。
バランスディスクの詳しい効果や使い方についてはこちらの記事を参考にしてください♪↓↓↓
まとめ
今回は、下半身の引き締めに効果絶大の、骨盤矯正運動おしり歩きについて詳しくみていきました。
シンプルな運動ながら、おしり歩きの持つメリットは本当に盛り沢山です。骨盤の歪みが直り、骨盤周り、体幹・インナーマッスルが鍛えられることにより、下半身の引き締めはもちろん、その他の効果もたくさんありましたね。
自宅で簡単に始めることができるので、早速今日テレビを見ながら行ってみませんか?
お尻歩きで骨盤の位置を整え、下半身をスッキリ、身体の中から健康になりましょう♪
下半身の引き締めに関しては、ゴリペディアの他のページもぜひ参考にしてください!↓↓↓
Akiko.T
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