この記事では自宅で行う「宅トレ」とジムで行う「ジムトレ」、結局どっちの方がいいのか紹介します。
マッチョになってボディビル大会に出たい人や細マッチョになって異性にモテたい人、とにかく体脂肪を減らしてダイエットしたい人など筋トレを行う理由は様々ですよね。
筋トレを行う場所も予算も人それぞれですが、大きく分けると自宅でトレーニングするか、ジムでトレーニングするかに分かれると思います。
では自宅で行う宅トレとジムで行うジムトレ、けっきょく筋トレはどちらの場所で行うと効率がいいのでしょうか?マッチョになりたい人が自宅だけのトレーニングでいいのか?ダイエットだけが目的なのにジムに通う意味はあるのか?
この記事では宅トレとジムトレそれぞれのメリットとデメリットを紹介し、目的に応じて筋トレを行うために理想の場所を紹介したいと思います。
この記事の目次
宅トレで鍛えるかジムトレで鍛えるかは悩みどころ
宅トレかジムトレかで悩んでいる人はおそらく「時間」や「費用」の問題で悩まれている人が多いでしょう。
確かに筋トレをライフスタイルに組み込むならこの2つの要素は考慮しなければなりませんよね。
ではこの2つの要素を軸に宅トレとジムトレのメリットを見ていきましょう。
宅トレのメリットは?
宅トレのメリット①いつでもトレーニングできる
ではまず宅トレのメリットから見ていきましょう。
宅トレのメリットで最初に紹介するのは「いつでもトレーニングできる」という点です。
ジムに通うのであれば通うための時間がある程度必要になります。自宅から離れた場所にあればなおさらですね。
その点自宅でのトレーニングであれば思い立ったらすぐに行えますし、筋トレメニューによってはテレビや動画を見ながらトレーニングをすることができます。
夜遅くまで働いている人で、時間の都合がどうしてもつかないという人は宅トレで体を鍛えることになるでしょう。
宅トレのメリット②費用が比較的安い
また費用が比較的安目ですむのも宅トレのメリットです。
ダンベルなどの器具を使わない簡単な自重トレーニングであれば費用はほぼゼロ。もう少しメニューの種類を増やし、負荷を掛けたい場合でもダンベルとベンチがあれば基本的なメニューはほぼ網羅できます。
ダンベルは重量と種類にもよりますが、片手15kg×2のダンベルだと1万円くらいで手に入るものもあります。ベンチは最もシンプルなフラットベンチで5千円くらいから購入できます。
これら初期費用を払えばランニングコストはプロテインやサプリ類のみとなりますね。
後述しますが、ジムに通うためには月に結構な額の会員費を払わなければならないところが多いので費用面を安く抑える点に関しては宅トレに軍配が上がります。
ダンベルの代わりにペットボトルを使う方法もあります。↓をご参考下さい。
宅トレのメリット③誰にも見られない
自宅でトレーニングで行うメリットは時間と費用の面に止まりません。
「誰にも見られずに筋トレができる」というのも人によっては大きなメリットになり得ます。
「いかにも初心者風のフォームを見られるのが嫌だ」、「周りに比べて体が貧弱なので見られたくない」、「誰かがマシンを使っていると遠慮してしまう」など周囲の目をどうしても意識してしまう人は少なからず多いでしょう。
その点宅トレは他人の目が家族を除いてほぼゼロです。自分のやりたいように、やりたい分だけトレーニングを行える自由さがありますね。
便利な宅トレアイテムは↓の記事もご参考下さい、
宅トレのデメリットは?
宅トレのデメリット①設備・マシンに限界がある
そんな自由度の高い宅トレですが、デメリットも存在しています。
まずは「設備やマシンが多く扱えない」という点です。
上記の通りダンベルとベンチがあれば基本的な筋トレメニューは網羅できます。しかしダイエット目的ならまだしも本格的に筋肥大をさせようと思った場合、ダンベルとベンチだけではメニュー及び重量に限界があります。
家庭用で現実的に手に入るダンベルは重くても片手30kg~40kg程度です。マッチョになるならもっと重い重量を担がなければなりません。
もちろん資金に大きく余裕のある人であれば自宅にジム並みの設備・マシンを置くことも不可能ではありませんが、多くの人にとっては現実的ではありませんよね。
いやホームジムを作りたい!という人は↓の記事もご参考下さい。
宅トレのデメリット②場所を取る
また宅トレにはスペースの問題もあります。
ベンチやダンベル、ましてやバーベルなどを部屋に置こうとすればそれなりのスペースが必要になってしまいますね。
最低でも1畳から1.5畳、場合によってはそれ以上スペースが必要になります。
広い家に住んでいる人であればそんなに問題はないかもしれませんが、都心部など狭めの部屋に住んでいる方であればスペースを用意できない可能性もあります。
宅トレのデメリット③指導者がいない
そして宅トレは直接教えてくれる指導者、トレーナーといった存在がいません。
筋トレはただ単に重い重量を扱えばいいのではなく、狙った部位に効かせるためには正確なフォームを身に着ける必要があります。
ポピュラーなメニューであるベンチプレスもしっかりフォームを身に着けないと大胸筋に効きませんし、背中のトレーニングであるベントオーバーローイングに至っては初心者のうちは全く背中に効かせられていない、ということも珍しくありません。
そのため動画などを見て筋トレに対する知識を深めていくわけですが、やはりそばで適宜アドバイスをくれるトレーナーがいるといないでは効率が大違いですね。
このように必要な知識を自分で学び、メニューを組まなければならないというのが宅トレの難しさと言えます。
ジムトレのメリットは?
ジムトレのメリット①設備・マシンが豊富
では今度はジムトレのメリットを見ていきます。
宅トレのデメリットがそのままメリットになったような感じですが、まず施設面での充実がジムトレ最大のメリットですね。
自宅では扱えないような高重量のバーベル、ダンベルを始めスミスマシンやラットプルマシン、ケーブルマシンなど効率的な筋トレに有用な高性能マシンが揃っており宅トレよりバリエーション豊富なメニューを組めます。
ウォーキングマシンやエアロバイクなど有酸素運動用のマシンも大抵置いてありますね。
さらにジムによってはプールやシャワー、お風呂などが併設されている所もあり、極めて快適なトレーニングライフを送ることが可能になっています。
ジムトレのメリット②指導者がいる
会員制のジムには専門のトレーナーがいる場合が多く、これもジムでトレーニングを行う大きなメリットになっています。
トレーナーがいれば宅トレの項で紹介したようにフォームが間違っていたらすぐにアドバイスをくれるため、フォームを適切なものに修正したり、今の自分に最適な重量や回数を教えてくれたりしますね。
また、高重量を扱う場合バーベルを落とすなどの危険性がありますが、ジムだとトレーナーが補助してくれるので危険性も少なくなります。「あと一回が上がらない・・・」という状況でも補助してくれるのでより筋肉を追い込みやすいです。
ジムトレのメリット③モチベーションが続く
また人によってはジムに通うことが筋トレのモチベーションになっている場合もあります。
お金を払って通っているので無駄にしないためにも通い続ける必要がありますし、トレーニングに集中できる環境なのでメンタル的なオンオフも切り替えやすいですね。
中程度以上のジムであればかなり鍛えこんでいる人もいるのでそういった人を見るのもモチベーションに繋がります。
宅トレだとテレビや漫画・雑誌など誘惑が多く、人によってはだらけてしまう場合もあるのでそういった人はジムに通うといいでしょう。
ジム通いを続けるための秘訣は↓の記事もご参考下さい。
ジムトレのデメリットは?
ジムトレのデメリット①会員費が掛かる
ではジムトレのデメリットを見ていきましょう。
上の項で「お金を払って通っているので~」と書きましたが、会員制のジムは基本的に月額の会員費が掛かります。
ジムによって金額は変わりますが、大体5,000円以上掛かるところが多く、高級なジムで10,000円を超える所もあるくらいです。
仮に5,000円だとしても1年間通えば60,000円になってしまいますね。
人によっては高いと感じる場合も多いでしょう。
また市が運営しているジムは利用料が安いことが多いですが、民間の会員制ジムに比べると施設面で劣る場合が多いです。
ジムトレのデメリット②他人がたくさん
ジムは仕事帰りの人が訪れる夜や土日は混み合う場合が多いです。
人に見られると筋トレに集中できない、恥ずかしいと感じる性格の人にとっては辛い状況になることも少なくありません。
またラットプルマシンやスミスマシンなどは非常に人気のため人が多いとそもそもマシンが空かないという状況にもなってしまいます。
自分のペースでトレーニングできないとなれば効率が悪くなる可能性も高いです。
大半の人はまともな人ですが、中には汗を拭かなかったり機材を元に戻さなかったりとマナーの悪い人もいますのでそのあたりも注意点です。
ジムマナーについては↓の記事もご参考下さい。
ジムトレのデメリット③立地や営業時間が合わない
東京23区内であればそんなに問題はないでしょうが、住んでいる地域によってはそもそもジムが近くにないということもあります。
また立地だけでなく営業時間も重要です。
24時間営業のジムも増えてきてはいますが、まだ多いとは言えない状況です。多くのジムは夜が深まると営業を終えてしまいますので仕事で夜遅くしか通えない、かつ近くに夜遅くまでやっているジムがないという人は宅トレを行うしかないという状況になってしまいます。
宅トレvsジムトレは結局どっち?
宅トレvsジムトレ①細マッチョを目指すなら?
さて、ここまで宅トレとジムトレそれぞれのメリット、デメリットを紹介してきましたが結局どちらがいいのかはその人の環境や目標によって変わります。
ダイエット目的やそこまで筋肉を大きくしない細マッチョ目的で筋トレを行うのであれば宅トレでも十分な場合が多いです。
もちろんいずれの目的でもジムでトレーニングができれば効率がいいのは間違いないですが、上記したような立地の問題、他人の目が気になるという問題、費用の問題があるのでしたらダンベルとベンチを買って自宅で筋トレしてもある程度効果は得られるでしょう。
細マッチョに関しては↓の記事もご参考下さい。
宅トレvsジムトレ②マッチョを目指すなら?
しかし筋肉モリモリのマッチョやボディビル大会出場を目標にするならジムでのトレーニングは欠かせません。
やはり極限まで筋肥大させるなら重い重量を扱う必要がありますし、ケーブルマシンやラットプルマシンなど様々なマシンを活用した方が効率がいいです。
ジムに関しては↓の記事もご参考下さい。
宅トレvsジムトレ③自分の性格も考える
また他にも自分の性格をしっかり考えて選択するのも重要です。
上記したように人に見られるのが極端に嫌な性格であればジムでのトレーニングは難しいでしょうし、自宅では集中できないという人であればジムに通ってトレーニングをしたほうがいいですね。
そのあたりは個人差があるので何とも言えないところです。
しかし最初からジムの選択肢を捨てるのはもったいのでもし近くにジムがあれば見学させてもらいましょう。見学の際は
- どんな客層か?
- どんな雰囲気か?
- スタッフの対応は?
- マシンの種類は?
- 混雑する時間帯は?
などといった要素を見ておくと自分に合ったジムが見つけやすいでしょう。
筋トレお役立ちグッズ
ダンベル
宅トレをする場合、ダンベルがあるのとないのでは筋トレ効率が全然変わってきます。
気になる値段ですが、基本的に重ければ重いほど高くなります。しかし筋トレを進めていくうちに扱える重量はすぐに上がっていきますので、できれば最初から片手最大30kgくらいあり、プレートで重さを調節できるダンベルを持っておくことをおすすめします。
ダンベルの選び方は↓の記事もご参考下さい。
ベンチ
またダンベルに加えてベンチがあると扱えるメニューが増えます。
ベンチプレスはもちろんのことシーテッド系種目もできるようになりますし、レッグレイズなどの自重トレーニングも可動域を増やせます。
ベンチについては↓の記事もご参考下さい。
パワーベルト
ジムに通い、高重量を扱うのであればパワーベルトは持っておいた方がいいです。
パワーベルトは腹圧を強めてくれるギアですが腹圧をしっかり掛けずに高重量を扱った場合、怪我のリスクやトレーニング効果の減少が懸念されますので高重量を扱うならほぼ必須のギアだと言えるでしょう。
ベルトについては↓の記事もご参考下さい。
まとめ
紹介してきたように宅トレとジムトレはそれぞれにメリットとデメリットが存在しています。
生活環境やライフスタイルは人それぞれなので自分が何を目標としているか?自分はどんな性格なのか?をしっかり考えて筋トレ環境を作ることが大切です。
宅トレ、ジムトレで行う筋トレメニューは↓の記事もご参考下さい。
ilohas834
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