この記事では体質的に太りにくい人や太りたい人におすすめであるウエイトゲイナーというサプリについて紹介します。
世の中には肥満やメタボに悩んでいる人は数知れません。しかしそういった人たちからすれば羨ましく思うでしょうが、世の中には「太りたくても太れない」ことに悩んでいる人も多いのです。
自分なりにたくさん食べているのに太れないというのは確かにそれはそれで辛いですよね。
そこで海外で人気が高い「ウエイトゲイナー」というサプリメントがあることをご存知でしたでしょうか。日本ではプロテインなどに比べて知名度がまだ高くないですが、このサプリは体重を増加させる効果があるサプリなのです。
この記事では太りたくても太れない人の原因はどこにあるか、ウエイトゲイナーとはどんなサプリなのかを紹介したいと思います。
この記事の目次
太りたくても太れない原因は?
太れない原因①カロリーが足りていない
ではまず太りたくても太れない、思うように増量ができない原因を見ていきましょう。
とにかく太りたいならご飯をたくさん食べるべきとは良く言われますよね。これはシンプルにその通りだと言えます。
人間の体重が増える、または痩せるというのはとても簡単な話で、1日のカロリー収支が「摂取カロリー>消費カロリー」になれば体重は増え、「消費カロリー>摂取カロリー」になれば体重は減ります。基本的に体重の増減はこれだけを頭に入れておけばいいのです。
したがって太りたくても太れないという人は摂取カロリーが全然足りていないという場合が非常に多いですね。基礎代謝が高い、日常生活や仕事で消費するカロリーが多いなど消費カロリー>摂取カロリーになってしまう原因はいくつかありますが、いずれにしても増量するなら沢山カロリーと栄養素を摂取しなければなりません。
食事メニューについては↓もご参考下さい。
太れない原因②お腹を下している
またどう考えても摂取カロリーが消費カロリーを上回るように食事しているのに太らない、という人はそもそも胃腸の調子を崩している可能性があります。無理にたくさん食べすぎてお腹を壊していないでしょうか?
胃腸の調子が悪いと栄養素の吸収効率が悪くなるため、摂取した栄養がしっかり代謝されていない可能性があります。これでは当然太れませんよね。
胃腸の強い弱いは薬や治療で改善されることもありますが、生まれつきの体質もあるので難しいところです。
太れない原因③栄養が偏っている
また太ろうと思ってたくさん食事を摂っていても、摂取する栄養素が偏っている場合は逆に太りにくくなってしまう可能性があります。
例えばビタミンB群は不足すると糖質、脂質、タンパク質といった三大栄養素の代謝を鈍らせてしまいます。特にタンパク質が代謝されないと筋肉がつかないので体重も増えていきません。
また食物繊維も腸内環境を整えてくれる栄養素なので重要ですね。
このような三大栄養素以外のビタミンやミネラルなどもしっかり摂取していかないと増量は難しいです。
栄養バランスについては↓の記事もご参考下さい。
増量に有効なウエイトゲイナーとは?
ウエイトゲイナーとは?プロテインとの違いは?
上記のように太れない人は主に摂取カロリー不足がその原因であることが多いです。
とはいえこれも上で紹介しましたが、体質的及び経済的にそんなにたくさん食事を食べられないという人もいるでしょう。仕事が忙しい人であればそもそも食事に使う時間が取れないという可能性もありますね。
そんなときにおすすめなのが「ウエイトゲイナー」です。ものによっては「ウエイトアッププロテイン」と呼ばれたりもしますね。
ウエイトゲイナーはサプリメントの一種で、タンパク質を気軽に摂取できるプロテインの成分はもちろんのこと、そこに炭水化物や脂質を添加しカロリーを爆上げした製品になっています。
プロテインについては↓の記事もご参考下さい。
なぜ増量にはウエイトゲイナーがいいか
ではウエイトゲイナーには具体的にどれくらいの栄養素が入っているのか見ていきましょう。
例えばサプリ大国アメリカで有名なチャンピオン社の「ヘヴィーウエイトゲイナー900」という製品では1食分でカロリーがおよそ605キロカロリー、脂質が7g、炭水化物が100g(内糖質が46g)、タンパク質が33g摂取できます。牛乳と混ぜて飲めば製品名通り900を越えるカロリーが摂取できますね。
900キロカロリーと言えばかつ丼や天丼など大盛りの丼もの1杯に匹敵するカロリーになります。この量をタンパク質と同時に摂取できるため増量に最適なサプリだと言えるのです。
ウエイトゲイナー製品の多くは粉状で水などに溶かして飲むだけですから、上記の通り何らかの原因で食事のみからのカロリー摂取が難しい場合大きな助けになってくれる製品です。
またタンパク質と糖質は同じようなタイミングで摂取すると筋トレ効果が上がるのでそういう意味でもおすすめのサプリだといえるでしょう。
ウエイトゲイナーの選び方
ウエイトゲイナーの選び方ですが、基本的に注目するべきはやはり「炭水化物・糖質量」、「カロリー」の数値になるでしょう。
増量したいのであればできるだけ炭水化物量が多く摂取カロリーが多いものを選びたいです。
もし資金に余裕があるのであればタンパク質量が多いものいいですね。プロテインの代わりにもなるので一石二鳥だと言えます。ただしタンパク質含有量が多いものは大抵値段が高めであることが多いので注意しましょう。
また海外製品と国内製品の比較についてですが、日本ではまだウエイトゲイナーの知名度がそこまで高くなく、値段が高い傾向にあります。種類も海外の方が多いですね。
ウエイトゲイナーの飲み方
ウエイトゲイナーの飲み方①どれくらいの量飲む?
ここからはウエイトゲイナーの飲み方について紹介したいと思います。
どれくらいの量を飲むかについてですが、これは人によって異なります。
その人が目標のカロリーをどれくらいに設定しているか、どれくらい食事からカロリーを摂取できるかによって個人差が出てくるからですね。
基本的には「摂取カロリー>消費カロリー」の大原則を守りつつ、その日の目標摂取カロリーに合わせて通常の食事にプラスするような形で飲むのがいいでしょう。
食事については↓の記事もご参考下さい。
ウエイトゲイナーの飲み方②どのタイミングで飲む?
ウエイトゲイナーを飲むタイミングは上記の通り基本的には食事にプラスする形が理想ですが、トレーニング前後の摂取もおすすめのタイミングです。
筋トレの前に糖質を補給しておくと筋トレの際にエネルギーになってくれますし、筋トレ後に飲むと筋肉の合成を促進し、かつ筋肉の分解を防いでくれます。筋トレ後30分以内は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、タンパク質の吸収効率が上がっている時間帯なので糖質とタンパク質を同時に含むウエイトゲイナーは最適ですね。
ウエイトゲイナーの飲み方③どうやって飲む?味は?
ちなみにウエイトゲイナーってどんな味がするのでしょうか?
メーカーによって変わりますが、どこのメーカーも大体あらゆるフレーバーを加えた商品を販売しています。
プロテインと似たような感じですが、チョコレート味やストロベリー味、バナナ味といった種類が多いですね。
水で割ってもいいですが、さらなる炭水化物の補給を考えると牛乳で割って飲むのがおすすめです。腹持ちも良くなるので空腹感も防げますね。
ただしアメリカ製のウエイトゲイナーは日本人からすると非常に甘い可能性がありますのでその点は注意だと言えるでしょう。
プロテインの種類や味については↓の記事もご参考下さい。
ウエイトゲイナーを飲む際の注意点
ウエイトゲイナーを飲む際の注意点①過剰摂取に気を付ける
さてそんな増量に便利なウエイトゲイナーですが、いくつか注意点も存在しています。
ウエイトゲイナーは紹介してきた通りサプリメントの中では非常に多量の栄養素を含んでいます。
アメリカ人と比べて日本人は遺伝的に糖尿病になりやすい人が多いです。(人口の差もあって患者数はアメリカの方が多いが、日本人は極端に太っていなくても罹患しやすい)度を越えたカロリーを摂取すれば体調不良、糖尿病になってしまう可能性もあるのであくまで現実的な量を摂取しなければなりません。
不安ならば一度掛かりつけの医者に相談してみるのもいいでしょう。
ウエイトゲイナーを飲む際の注意点②飲みきれない場合がある
またアメリカの食べ物は非常に量、サイズともに大きいことで知られていますよね。
ウエイトゲイナーも同じように1回分の量が非常に多い「アメリカンサイズ」であることが多く。慣れていない人は飲みきれない可能性があります。
その場合は無理せず1杯を2回分に分けるなどして飲んだほうがいいでしょう。
ウエイトゲイナーを飲む際の注意点③基本は食事
上記の通り、増量を効率的に行うためには三大栄養素だけでなくビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素をバランスよく摂取していく必要があります。
太りたいからといってウエイトゲイナーばかり飲んでいると栄養をバランスよく摂取できません。
ダイエット・減量と比べて食事量を抑える必要がないので精神的なストレスは少ないと思いますが、やはり基本は食事だということを忘れないようにしましょう。
筋肉をつける際におすすめの食材・鶏胸肉のレシピに関しては↓の記事もご参考下さい。
おすすめウエイトゲイナー5選
おすすめウエイトゲイナー①ヘビーウエイトゲイナー900
上で例として紹介した「ヘビーウエイトゲイナー900」はおそらく最も有名なウエイトゲイナーなのではないでしょうか。
販売しているチャンピオン社はアメリカトップクラスのメーカーなので品質も安定しています。
初めてのウエイトゲイナーで迷ったらとりあえずこちらを購入してみるといいでしょう。
なお、この商品には1200という数字がついたものもあり、そちらは文字通り牛乳と合わせると1200キロカロリーを摂取できるという代物になっています。
おすすめウエイトゲイナー②Impactウエイトゲイナー
イギリス発のスポーツメーカー「マイプロテイン」のウエイトゲイナーもおすすめです。
マイプロテインは商品価格が非常に安価なことで有名で、この商品もその例に漏れず入手しやすい価格となっています。
またこのメーカーは頻繁に割引セールを行っているので他のサプリなどと合わせて購入するのもいいですね。
おすすめウエイトゲイナー③Kentai NEWウェイトゲイン
海外製品だと甘すぎて辛い、栄養摂り過ぎで目標カロリーと合っていないという人は国産のウエイトゲイナーを飲むのもいいでしょう。
「Kentai」が販売しているNEWウエイトゲインという商品は1杯当たりのカロリーは海外製品に比べて低いものの、炭水化物量はそれなりに入っています。
あまりにも過剰な栄養摂取が怖い人はこういった国産メーカーの商品で体の様子を見るのもおすすめです。
おすすめウエイトゲイナー④GOLD’S GYMウエイトゲイナー
フィットネスジムとして有名なゴールドジム。そのゴールドジムから販売されているウエイトゲイナーもおすすめです。
脂質が比較的抑えられているのが特徴で必要以上の脂肪を摂取せず、筋肉をつけて体を大きくしたい場合に有用です。
おすすめウエイトゲイナー⑤Serious Mass
ホエイプロテインでお馴染みのアメリカのメーカー「オプティマム・ニュートリション」からもウエイトゲイナーが販売されています。
なんとスプーン山盛り2杯で1250キロカロリー。炭水化物252g(うち糖質は20g)でタンパク質は50g、それでいて脂質は4.5gに抑えられているという製品です。
オプティマムのプロテイン「ゴールドスタンダード」と共にハードゲイナー(全然太れない人)におすすめですね。
その他太る・増量するためのコツは?
太るためのコツ①食事を小分けにする
その他、太るために重要なコツとして「食事を小分けにする」のも重要なテクニックです。
一度に大量に食べるより胃腸の負担が軽減されますし、タンパク質は一度に摂取できる量が30gほどになっているので一気に摂るよりも小分けにして摂った方が継続的にタンパク質を筋肉に供給できます。アスリートも多くの場合1日に3食以上食べていますよね。
太るためのコツ②筋トレをする
また筋トレも増量のためには欠かせない要素です。
筋肉は同じ大きさの脂肪と比べると重いため筋肉をつけると体重が増加しやすいです。また太りたいという意識の強い人でも単純にお腹が出たメタボ体型になりたいわけではなく、引き締めつつ体を大きくしていきたいという人が多いでしょう。
筋トレを行うことで基礎代謝も向上しますし、メンタル面にも好影響が与えられるので体を大きくしたい人にとって筋トレはおすすめです。
このサイトには↓のように筋トレに関する記事がたくさんありますのでもしこれから筋トレを始めようとする人は是非参考にしてみてください。
まとめ
このように太りたいけど太れないという悩みを持っている人にとってウエイトゲイナーは非常に効果の高いサプリメントになっています。
経済的な理由や胃腸が弱いなどの理由で食事から大量のカロリーを摂取できない人は、このウエイトゲイナーに頼るという手段もあるのでこの記事を参考にして頂ければ幸いです。
その他バルクアップに関しては↓の記事もご参考下さい。
ilohas834
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