こちらの記事では、これなら続けられる!苦しい腹筋トレを楽しく乗り越えるアレンジ方法を紹介していきます!
かっこよく引き締まった腹筋を手に入れたい!と腹筋トレーニングを始めて見たものの、三日坊主を繰り返していませんか?
なかなかに苦しくて挫折しやすい腹筋トレーニング、結果が出るまで継続するのは難しいと実感している人も多いでしょう。とはいえ、体の中でも特に気になる部位に挙げられる腹筋は、ぜひとも鍛えて、できればシックスパックやアブクラックスを手に入れたいですよね。
継続してトレーニングを行うために、アレンジを加えた腹筋トレを取り入れるのはいかがですか?
今回は、なかなか続かない腹筋トレーニングを楽しく乗り越えるために、腹筋の知識やアレンジを加えたトレーニング方法を紹介していきます!
少し違った腹筋トレーニングで、今度こそ美しい腹筋を手に入れましょう。
腹筋を鍛えるために知っておくこと
腹筋を鍛えたいからといって、ただ何となく効きそうなトレーニングや、口コミで話題のトレーニングを行っても、思っていたよりきつくて続かなかったり、結果が出なくて続かない、といったことになりかねません。
まずは、腹筋にはどんな筋肉があるのかを知って、自分が目指す腹筋にどこの部位の強化が必要か考えましょう。また、結果が出ない原因として、筋トレ以外によくあるものも説明します。
鍛えるべき筋肉
腹筋を鍛えよう!といっても、腹筋は一つではありません。お腹周りの複数の筋肉を総称して腹筋群と呼びます。
それぞれの部位の場所、役割も異なるため、苦しい思いをして腹筋トレーニングをしても、目指している腹筋とは違う部位を鍛えてしまっているかもしれません。
腹筋群の中でも、特に鍛えておくべき部位と、その役割について説明します。
腹直筋
腹筋群の中でもメインになるのが、この腹直筋です。お腹の真ん中を通る筋肉で、シックスパック・アブクラックスを作りたい場合には、腹直筋を鍛える必要があります。
腹斜筋
腹斜筋は、お腹の外から内に斜めに走る筋肉です。ここを鍛えると、腹筋にメリハリがでます。また、クビレが欲しい人は、この腹斜筋を鍛えましょう。
腹横筋
腹横筋は、お腹のインナーマッスルの一つです。この腹横筋は、天然のコルセットとも呼ばれる筋肉です。お腹周りをぐるっを囲うようにあります。
腹横筋を鍛えることで、くびれ作りにつながります。それだけでなく、内蔵を支え、正しい位置に戻ります。ぽっこりお腹が気になる人は、腹横筋も鍛えましょう。
効果が出ないのはなぜ?
腹筋トレーニングが長続きしない理由に、なかなか効果が見られず、モチベーションがなくなった、ということが挙げられるでしょう。筋トレのみで、理想の腹筋を作るのは可能ではありますが、やり方に問題が合っては台無しです。更に短期間で結果を出したいならば、筋トレだけでは難しいのが事実です。
なかなか効果がでないと感じている方は、以下の2点を確認してみましょう。
正しいフォーム・回数
例えばクランチなど、定番の腹筋トレーニングはだれもが何となく知っているだけに、見よう見まねでなんとなく行っている人が多いです。筋トレは、正しいフォームで鍛えるべき筋肉を意識しながら行わないと、効果は大幅に下がります。
動画などでフォームを研究して、前述した腹筋のそれぞれの部位についても、そのトレーニングでどこを鍛えているのか、意識しながら行いましょう。
また、回数と負荷も重要です。腹筋運動50回した!と達成感に満たされても、それはなかなか結果につながらない可能性が高くなります。筋肉は負荷を与えて、それが回復するときに育ちます。筋肉を大きく育てたい場合は10回程度で限界が来るように負荷を設定します。引き締めが目的の場合は、20回程度で限界がくる負荷が目安です。
30回、50回とラクラクできてしまっている場合、そのトレーニングでは腹筋に十分に負荷がかかっていません。つまり筋肉がほとんど育っていないのです。そのトレーニングが簡単すぎる場合もありますし、前述の通り正しいフォームで行えていないために負荷が関係のないところに分散してしまっている場合もあります。よくあるのが、回数にこだわりすぎて、早く行っているパターンです。これだと勢いがついて負荷が弱くなります。
筋肉を大きく育てたいなら10回程度、引き締めつつもボリュームアップを行いたいなら15回前後、引き締めが目的ならば20回程度で限界がくる負荷のトレーニングを行いましょう。
体脂肪
正しいフォーム・負荷で腹筋トレーニングを行うようになれば、かなり効果は上がってきますが、短期間で効果を出したい場合、筋トレのみでは難しいときもあります。それが体脂肪がついている場合です。
腹筋を短期間でシックスパック・アブクラックスにしたい場合、筋トレと同時に体脂肪を減らす努力を行うことが重要です。筋肉を増やしても、脂肪があると筋肉が目に見えて現れません。
毎日コツコツ長期スパンで行うのが苦手な方、早急に理想の腹筋を手に入れたい方は、食事管理・有酸素運動を筋トレと同時に行い、体脂肪を減らすのが近道です。
体脂肪と腹筋の見え方には密接な関係が!こちらの記事も参考にしてください。↓↓↓
https://magazine.steadyjapan.com/kintore-menu/taisibouritu-henka-hukkinn.html
腹筋にいつもと違うアプローチ!
腹筋について理解できれば、あとはトレーニングに励むのみなのですが、挫折せずに長続きさせるために、定番のトレーニングだけではなく、アレンジを加えたトレーニングにチャレンジしてみましょう。楽しく行えて、習慣化しやすいトレーニング方法にすれば、もう腹筋トレーニングが苦しいとは思わずに結果を出せるはずです。
寝たまま腹筋トレ
寝転がったままトレーニングができれば、就寝前後に習慣にできるので、継続しやすいです。特に腹筋は寝たまま行えて、効果の高いトレーニングが豊富なので、取り入れない手はありません。初心者でも簡単で気軽に行いやすい寝たまま出来る筋トレメニューをご紹介します。
レッグレイズ
腹直筋、特に腹直筋下部を鍛えるトレーニングです。下腹のたるみを撃退したい方におすすめのトレーニングになります。ゆっくり下ろしていくのがポイントです。
- 仰向けに寝転がります。
- 脚を床と垂直になるまで上げます。
- その状態から脚をゆっくりとおろしていきます。
- 足は床に着けず、一番きついと感じるところで数秒止め、また再び足を上げていきます。
ヒップロール
腹斜筋と腹横筋を鍛えるトレーニングです。メリハリのある腹筋を作るために必要な筋肉です。
- 仰向けに寝転がります。
- 足を軽く曲げ、床から少し浮かせます。
- 頭を上げ、おへそを覗き込むようにします。
- その状態で足を左右に動かします。
- 足を動かした勢いで上体が動かないように、両手を床においてしっかり支えます。
- 足は大きく半円を描くように振り、床につく少し手前まで下ろします。
シザーキック
腹直筋下部を鍛えるトレーニングです。足を上げるとき、足の力で上げるのではなく、腹筋を使って体を屈折させるようなイメージで行いましょう。
- 仰向けに寝転がります。
- 両足を少し床から浮かせます。
- 片足ずつ交互に、床と垂直になるまで上げます。
クランチ
定番の腹筋運動であるクランチも、寝転がって行える腹筋トレーニングの代表格です。キレイな腹筋を目指すためには欠かせない腹直筋全体を鍛えられます。寝転がっているなら仕上げにクランチもしておきましょう。
- 仰向けに寝転がり、足を90度に曲げます。手は頭の後ろに添えます。
- 腹筋を丸めるように頭を起こしていきます。
- 勢いをつけず、ゆっくりと行いましょう。
定番なだけにフォームが重要!詳しいやり方はこちらを参考にしてください。↓↓↓
プランクチャレンジ
腹筋は体幹の筋肉の中でも中心となる筋肉群です。体幹トレーニングでも一番の定番が、プランクでしょう。腹筋を含めた体幹がバランスよく鍛えられるトレーニングです。
行った人はわかるかと思いますが、静止しているだけなのに、なかなか辛いですよね。長続きさせるためのアレンジ方法として、プランクチャレンジを行ってみるのがおすすめです。
アメリカで流行ったプランクチャレンジは、20秒からスタートし、30日間プランクを行うなかで、毎日10秒~30秒ずつタイムを伸ばしていき、最終的に5分間のプランクを達成させるというものです。
5分間、300秒のプランクはなかなかハードですので、自分で一ヶ月後のゴールを決め、増やして行く秒数を設定するのもいいでしょう。また、5分続けてが無理ならば、1分を5回、100秒を3回と分割して行うのもいいですね。
挫折せずに習慣化させるのが目的でもあるので、30日が終わったときには体だけでなく精神面での変化も感じられるはずです。
基本のプランク
体幹トレーニングの定番、プランクは腹筋の真ん中を走る腹直筋と、天然のコルセットと呼ばれる腹横筋を鍛える体幹トレーニングです。
ポイントは頭から踵までが真っ直ぐの状態をキープすることです。腰が下がったり、お尻が上がったりしないように、腹筋にしっかり力を入れます。背中に板が入っているように真っ直ぐ、を意識して行いましょう。つま先と踵も真っ直ぐなラインになるようにして、ガニ股、内股になるのを防ぎます。また、肘は肩の真下に来るようにします。
最中に辛くなってきても、呼吸を止めずに、意識して深く呼吸を続けましょう。
プランクチャレンジやプランクのメリットについてはこちらの記事を参考にしてくださいね♪↓↓↓
プランクの負荷を上げる
通常のプランクで物足りなくなった場合は、プランクの負荷を足すことも可能です。
地面との設置面積が狭くなればなるほど、バランスを取るのが難しく、その分負荷が高くなります。まずは通常のプランクの体勢から片手を上げ、もっと負荷が欲しい場合は上げている手と反対側の足を地面から浮かせれば、かなり強い負荷がかかります。
サイドプランク
プランクのアレンジトレーニングでは、サイドプランクもおすすめです。腹直筋を中心に刺激するノーマルプランクと違い、こちらは腹斜筋を刺激することができます。
- 横向きに寝そべった状態で、肘を肩の真下に直角になるようにおき、頭部を起こします。
- 足先のみが地面に着くように、体全体を持ち上げます。
- 肩からつま先のラインが真っすぐになるように、腹斜筋に力を入れ、しっかり腰の位置をキープします。
筋トレグッズを投入!
自宅で気軽に鍛えられるメニューを行うのもいいですが、筋トレグッズを投入して、自宅でのトレーニングをより充実したものにするのも、腹筋トレーニングを続けるコツです。
筋トレグッズ無しで行うよりも効果が高くなるうえに、その筋トレグッズが目に入ることでモチベーションにもなります。場所も思っているほど取らず、値段もお手頃なアイテムも多くありますので、思い切って購入してみると、効果もモチベーションも変化して続けやすくなるかもしれませんよ。
今回は特におすすめの腹筋トレーニングで使えるアイテムを2つご紹介します。
腹筋ローラー
まず、腹筋を鍛える筋トレアイテムならば、腹筋ローラー(アブローラー)が超オススメです。自宅で効果抜群のトレーニングを行うことができます。
基本的な使い方は膝コロと呼ばれるやり方で、かなり効きますがバランスが取りやすいため初心者の方も行えます。腹直筋、腹斜筋だけでなく、脊柱起立筋、上腕三頭筋も鍛えることができます。
- 床に四つん這いの姿勢になり、両手で腹筋ローラーを持ちます。
- 状態を前に倒していき、届くところまで前に持っていきます。
- 元の位置へ戻ります。
このやり方を基本として、負荷を更に高める方法も多くあります!初心者から上級者まで幅広い方におすすめです。
腹筋ローラーの詳しい効果ややり方はこちらの記事を参考にしてくださいね♪↓↓↓
ぶら下がり健康マシン
通常、ぶら下がったり、懸垂を行うなどして使われるぶら下がり健康マシンですが、腹筋トレーニングにも活躍します。
ぶら下がった状態で、足を直角になるまで上げると、負荷の高いレッグレイズとなります。ぶら下がっているだけでも体幹が鍛えられ、腹筋トレーニングとなりますので、隙間時間やテレビのコマーシャル中、お風呂の前、起きてすぐなど、自宅にあればいつでも好きな時間に鍛えることができます。
効果絶大のハンギングレッグレイズの詳しいやり方はこちらの記事を参考にしてください。↓↓↓
ぶら下がり健康マシンの様々な使い方はこちらを参考にしてください。↓↓↓
まとめ
今回は、腹筋トレーニングが苦しくてなかなか続かない、挫折を何度もしている、という方のために、腹筋トレーニングを乗り切るためのアレンジ方法をご紹介していきました。
筋トレはすぐに結果は出ませんが、続けていれば必ず結果は着いてきます。そのためにもやはり、継続して行える工夫は大事です。
寝たままできる腹筋トレーニングメニュー、プランクチャレンジ、筋トレアイテムと紹介しましたので、自分の性格や時間の使い方に合っていそうな方法を試してみてくださいね。
ひとまず1ヶ月乗り切れば、3ヶ月続きます。3ヶ月続けば、腹筋にもだいぶ変化が見られるはずです。
今度こそ、腹筋トレーニングを挫折せずに継続して、しっかり結果を出しましょう!
腹筋トレーニングについては、ゴリペディアのその他の記事も参考に、継続できるメニューを組んでみてください!↓↓↓
https://magazine.steadyjapan.com/kintore-menu/kintore-woman/jyosei_tankikan_hukkin.html
Akiko.T
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