ダイエットやアンチエイジングに効き目のある、レモン水の9つの効果と簡単な作り方についてご紹介します。レモン水は、手軽で経済的かつ、数々の魅力的な効果を実感できる魔法のような飲み物です。海外セレブのミランダ・カーも、レモン水を飲んで産後で増えた体重を戻したとして話題になりました。
ミランダ・カーも愛飲!レモン水の魅力的な効果9選
ミランダ・カーも絶賛したレモン水には一体どんな効果が詰まっているのでしょうか?美容にはもちろんですが、体内環境や精神のリラックスにも効果があります。それでは実際に見ていきましょう!
魅力的な効果①デトックス効果
レモン水を飲むことで、体内に溜まった毒素を排出してくれます。レモン水は、レモンとお水だけで作れる飲み物なので、当然ながら成分は水とレモンのみになります。レモンには100グラムあたり2.8グラムの食物繊維が含まれており、100グラムあたりで換算するとキャベツ(2.5グラム)よりも多いことになります。レモン水で食物繊維と水分を同時に摂取することで、排便が促され、解毒として知られるデトックスに繋げることができます。
魅力的な効果②脂肪吸収を抑えながら脂肪燃焼効果
レモンやオレンジ等の黄色い皮には、ヘスペリジンというが成分が多く含まれています。このヘスペリジンには、脂肪の吸収を抑える役割があります。そして、レモンには6グラムのクエン酸が含まれており、運動をすることで脂肪燃焼をも促します。6グラムと聞くと、多いのか少ないのか分からないですよね笑 レモンに含まれるクエン酸含有量は、果物の中ではトップクラスと言われています。
脂肪燃焼が始まると、老廃物の排出を促進して腸内を綺麗にしてくれます。老廃物が少ないと代謝の良い体を保つことができ、太りにくい体になります。レモン水を飲むことで、脂肪の吸収を抑えながら、同時に脂肪燃焼も期待できるのです。
また、ポリフェノールと聞くと、ワインをイメージする人も多いかもしれません。実はレモンにもポリフェノールがしっかり含まれています。ポリフェノールの効果は、中性脂肪を減らし、脂肪肝を予防してくれる効果があります。そのため、豚カツや唐揚げにはレモンをかけて脂肪の吸収を抑えることができます。 ダイエット/減量中はどうしても脂っこいものやお肉が食べたくなります。どうしても食べたくなった時には、レモンをかけたりレモン水を飲みながら、脂肪の吸収を抑えましょう。
魅力的な効果③血糖値の上昇を緩やかにする
レモンにはペクチンという食物繊維が含まれています。このペクチンは、血糖値を急上昇するのを抑える役割があります。血糖値が急上昇しなければ、インスリンが大量に分泌されることもなく、脂肪になりにくい体になります。ダイエットを目指している方には朗報ですよね!
そもそもインスリンとは、血糖値が急に上がった際に、膵臓から血糖値を下げるために出るホルモンのことを指します。インスリンは、糖分を優先的にエネルギーとして使い、余った糖分は脂肪細胞として蓄えようと溜め込まれてしまいます。それが、脂肪となり肥満に繋がるため、血糖値を上げることは健康上好ましくありません。
また、血糖値が急上昇すると血糖値も急に下がるため、空腹も感じやすくなり間食が増えてしまいます。レモン水を飲んで血糖値をコントロールし、脂肪を燃焼させましょう。そして、空腹を感じにくくすることでダイエットを成功させちゃいましょう。
魅力的な効果④満腹効果
先ほども述べましたが、レモンは空腹を感じにくくします。理由は、ペクチンという水溶性食物繊維が胃の中で膨らみ、他の食べ物も吸収しつつ、胃腸までゆっくりと運んでくれるからです。食べ物が胃に止まる時間が長くなると、その分満腹時間も長くなるため、無駄な間食や食事を抑えてくれます。
魅力的な効果⑤疲労回復効果
レモンの酸っぱさは、クエン酸がたくさん含まれているためです。先ほども出てきましたこのクエン酸は、脂肪燃焼だけでなく、疲労回復効果もあるのです。なぜなら、クエン酸にはTCAサイクル(クエン酸回路)を活発にしてエネルギーを生成する力があると言われているためです。体が疲れていると、TCAサイクルの働きが低下し、体がクエン酸を欲して疲労回復を促進するようにできています。
魅力的な効果⑥ペクチンで腸内環境を整える
レモンに含まれえるペクチンは、血糖値をコントロールする役割を持ちながら、善玉菌を生成し腸内環境を整えてくれます。現代人が陥りがちな、食生活の乱れやストレスが原因となって、腸内に悪玉菌が増えます。そうなると、老廃物がたまりやすくなり、肌荒れ・腹痛・倦怠感などを引き起こします。さらに、腸内環境のバランスが崩れると、口臭の原因にもなるのです。レモン水を飲んで綺麗な腸内環境を作り出し、心身ともに健康な体を手に入れましょう!
魅力的な効果⑦リラックス効果
レモンにはリラックス効果があります。リモネン・シトラールという香りの元となる成分が、気分をリフレッシュさせてくれるのです。ダイエットや減量中の方はもちろん、現代社会では何かとストレスを感じてしまいます。思い描く人生を過ごすには、ストレスと上手に付き合うことも必要です。また、周知の通り、レモンにはビタミンCが多く含まれており、このビタミンCがストレスを感じた際に出るコルチゾール(通称:ストレスホルモン)を軽減してくれる作用があります。レモン水を飲んでストレスにも負けない体を作りましょう。
魅力的な効果⑧美白効果
レモン水に含まれているビタミンCには、シミやそばかすを予防してくれる役割があります。紫外線を浴びると、人の体は肌を守ろうとしてメラニン色素と活性酸素が増えます。そのメラニン色素が体のサビつきを招き、シミの元になります。ビタミンCを摂取することで、メラニンの生成を抑えることができ、シミを予防することができるのです。
また、ビタミンCにはコラーゲンを生成する成分も含まれています。紫外線の影響で、コラーゲンも破壊されます。失われたコラーゲンは肌の弾力を失い、シワの原因にもなってしまいます。ダイエットや減量目的だけでなく、肌の弾力やシミを抑える美容目的としても、レモン水を飲んでみる価値は大いにあります。
魅力的な効果⑨免疫力アップ
レモン水に含まれているビタミンCには、殺菌やウイルスを撃退する力を持っています。それらを撃退する力として有名な血液中の白血級やリンパ球は、ビタミンCを摂取することで活発に動きだし、免疫力がアップするというメカニズムなのです。連日体調が優れない方や、風邪が長引きやすいという方は、レモン水を飲んで免疫力を上げましょう!
誰でもできる!簡単お手軽なレモン水とその作り方
レモン水の作り方をご紹介するので、実際にレモン水を作ってみましょう!レモンをそのまま使う方法と、濃縮されたポッカレモンを使うやり方、2通りをご紹介します♪
レモン水はとにかく手軽!
レモンはどこのスーパーでも気軽に買うことができます。それでいて、ただレモンを切って水につけておくだけでという手軽さです。この手軽さは、他のダイエットフードや流行りのスムージーなどとは違って、とてもシンプルで誰でも簡単にチャレンジできます。時短コスメが人気となっていますが、心身共に美しくなれるレモン水は、飲む時短コスメと言っても過言ではありませんね!
レモン1個100円!コスパ最強
レモン水はとても経済的です。たくさんあるダイエット食品の中でも安く済ませることができ、お財布に優しいです。高いダイエット食品を買ったとしても、必要なのは継続できるかどうかです。経済的に無理をしてしまうと、続かないばかりか、お金を気にしてストレスを招いてしまう可能性もあります。理想の自分を目指しているのに、それでは本末転倒ですよね。
時期や国産/輸入産かにもよりますが、レモンはだいたい1個100円から買うことができ、お得に理想の自分へ近づけることができます。
レモン水の作り方
作り方
- 水200mlを用意する
- 準備したレモンの皮を水洗いする(農薬などを洗い落とすため)
- レモン半分を輪切りにカットして水の中に入れる
- よくかき混ぜる
ポイント
- 水に入れたレモンは24時間以内に取り出すことで渋みを防ぐことができる
- 冷蔵保存が基本だが、2日以内に飲みきるようにする
- 水の代わりに炭酸水にすることでリフレッシュ効果や腹持ちも良くなる
ポッカレモンを使ったレモン水の作り方
生のレモンは買うのが面倒!切るのも面倒!という方は、レモン果汁100%のポッカレモンを使った方法がおすすめです。
作り方
- 水200mlを用意する
- ポッカレモンを10ml(小さじ2杯程度)水の中に入れる
- よくかき混ぜる
ポイント
- レモン果汁の割合が多いため空腹時は避ける
レモン水の効果を引き上げる豆知識
レモン水の効果をより引き上げるための豆知識をご紹介します。日頃のちょっとした心がけで効果も変わってくるので、可能なものから取り入れてみてください。
豆知識①レモンは国産がグッド
国産のレモンは輸入産に比べて安全なものが多いです。というのも、輸入物で日本に届くレモンには、強い防カビ剤などの農薬が使われている恐れがあります。レモンの皮には、ポリフェーノルがたくさん含まれているため、安全な国産/無農薬のレモンを使うように心がけましょう。もし、無農薬が手に入らないというときは、レモンをよく洗ってからレモン水を作りましょう。
豆知識②切る前にコロコロ転がす
レモン果汁を多く出すために、カットの前に少しだけ力を入れてコロコロと転がしましょう。転がすと繊維が解れて果汁が出る量が変わります。また、カットの際に横切りではなく、縦長にカットすることで果汁を多く出すことができますよ♪
豆知識③飲むタイミング
レモン水を飲むタイミングですが、朝食前と夕食後がおすすめです。朝にレモン水を飲むと気分も落ち着きますし、夕食後ですと、脂っこいものを食べてもレモン水が吸収を抑えてくれますし、満腹を感じやすくなり過食を防ぐこともできます。
しかし、レモンにはソラレンという物質が含まれており、紫外線の吸収を促す役割があります。その効果も6時間以上続くといわれています。そのため、紫外線の強い日には、紫外線の吸収を加速させてしまうため、朝のレモン水は避けたほうがいいです。レモンの他にきゅうり・パセリ・しそ・キウイ・グレープフルーツにもソラレンが含まれています。
また、レモン水を作り置きすることでいつでも飲むような感覚で飲んでもいいと思います。しかし、空腹時にレモン水を飲みすぎると胃を痛めることもあるので気をつけましょう。作り置きした場合は、冷蔵庫保存で、2日以内には飲みきるようにしましょう。
豆知識④すぐに歯磨きをしない
レモンの中には、エナメル質を溶かす成分であるクエン酸が含まれているため、レモン水を飲んですぐの歯磨きは控えましょう。エナメル質は歯の表面を覆っていて、体の中で一番硬いとも言われています。しかし、そんなエナメル質の弱点は「酸」であり、クエン酸を含んだレモン水を飲んだ直後に歯磨きをすることで、エナメル質が削れてしまうのです。削れてしまうと、歯がしみたり、黄色くなってしまう原因にもなります。
まとめ
レモン水には、ダイエットやアンチエイジング効果が期待できます。また、レモンは一個100円から購入することができ、誰でも気軽にレモン水を飲むことができます。レモン水には、体重を減らす効果以外にも、血糖値の上昇や美容にも向いています。また、レモンに含まれているビタミンCには、疲労回復や免疫力を上げてくれる効果もあるため、日々の習慣の中に取り入れ、心身共に健康な体を目指していきましょう!
【参考記事】ダイエットを目指している方は次の記事もご参照ください。
Taro
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